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そのUSB-Cケーブル用途によっては使えないかも! スペックの違いと用途に合わせた選び方を解説

著者: 松山茂

そのUSB-Cケーブル用途によっては使えないかも! スペックの違いと用途に合わせた選び方を解説

USB-Cケーブルは端子の形状が共通していますが、実際には内部の仕様により、「充電ワット数」や「データ転送速度」、「映像出力の可否」、「Thunderbolt対応の有無」などの違いがあります。

たとえば、USB 2.0対応ケーブルは充電こそ可能ですが、データ転送速度は最大480Mbpsにとどまり、外付けSSDでの高速コピーや外部ディスプレイ出力には対応していません。

一方で、USB 3.2 Gen 2対応ケーブルであれば最大10Gbps、Thunderbolt 3/4対応ケーブルでは最大40Gbps、サンダーボルト5対応では最大80Gbpsのデータ転送が余裕を持って行えます。また、4Kや6Kディスプレイへの接続や複数デバイスの同時利用にも対応します。

充電性能もケーブルによって異なり、MacBook Proを高速充電したい場合は100W以上に対応するケーブルが必要ですので、購入時にはスペックを見極めることが大切です。

AppleのECサイト、USB-Cケーブル販売ページ
❶USB-Cケーブルは見た目が同じでも内部仕様が異なります。Apple純正のUSB-Cケーブルには用途がわかるような名称が付けられています。
USB-Cケーブルの概要欄
❷「概要」の項目を見れば、充電時の最大ワット数やデータ転送時の速度など詳しい情報が確認できます。
Macの「システム情報」で確認できる充電用USBケーブルの情報
❸「システム情報」で確認すると、充電用のケーブルはデータ転送速度が480Mbpsしか出ていないことがわかります。
Macの「システム情報」で確認できるUSB 3.2 Gen 2ケーブルの情報
❹USB 3.2 Gen 2対応のUSB-Cケーブルでは、10Gbpsのデータ転送に対応していることがわかります。
エレコムのUSBケーブル製品一覧ページ
❺周辺機器メーカー「エレコム」のWebサイトでは、USB-Cケーブルの仕様を詳しく明記してある場合があり、目的に合ったケーブルを簡単に探せます。
ビット・トレード・ワンの「USB CABLE CHECKER 3」
❻USB-Cケーブルの仕様がわからない場合には、ケーブルチェッカーを使って調べられます(写真はビット・トレード・ワンの「USB CABLE CHECKER 3」)。

※この記事はMac Fan2025年11月号に掲載されたものです。

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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