歯と歯ぐきの境目や歯の隙間まで、きちんとケアできてる?
充実した生活を送るために、健康は欠かせないですよね。なかでも軽視されがちなのが「歯の健康」ではないでしょうか。虫歯はもちろん、歯周病などを放置すると、老後になって歯を失いかねません。
予防のためには歯科での定期的なチェックも大切ですが、毎日の歯磨きを正しく行うことも同じくらい重要です。
というのも、実は多くの人が自己流で磨いていて、正しく磨けていないことが多いとか。歯の表面だけではなく、歯と歯ぐきの境目や歯の隙間まで、きちんとケアできているでしょうか? 正直なところ、筆者自身も自信がありません。
そこで、最新のテクノロジーに頼ってみることにしました。今回試したのは、パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」の最上位モデル「EW-DT88」です。
「ドルツ」の最上位モデルの電動歯ブラシ、「EW-DT88」とは?
8年ぶりにリニューアルされた本製品は、横方向の動きと軽く叩くような動きを組み合わせた「W音波振動」がさらに進化していて、磨きにくい歯周ポケットや歯間にしっかりアプローチしてくれます。さらにユニークなのが、専用アプリ「ドルツ」と連係できる点。スマートフォンと連係して使えるので、さっそく試してみました。
アプリを起動して本体とペアリングしたら、問診が始まります。歯並びや歯ぐきの状態、気になることなどについて問われるので、丁寧に答えていきましょう。続いて行うのは「ブラシ発見ナビ」。本製品は本体に取り付けるブラシのタイプが複数あるのですが、その中から自分に合ったブラシを提案してくれます。
筆者の場合、歯ぐきの状態は良好で、着色汚れケアや歯周ケアを重視したいことから、1本で歯ぐきケアやステイン除去ができる「トータルケアブラシ」が提案されました。ほかにも、歯間専用ブラシなど、目的に応じた選択肢があるのはうれしいですね。

磨き方を“声”で教えてくれるから、質の高い歯磨きができる!
では、実際に磨いてみましょう。パワフルに磨ける「W-CLEAN」や、歯ぐきへの刺激を抑えて磨ける「W-GUM」などのモードを選び、振動の強さを調整してスイッチオン!
すると、アプリの画面に口の中のイラストが表示され、音声で磨き方を教えてくれます。「ブラシを立てて」「斜め45度に当てて」など、具体的な指示があるので、誰でも質の高い歯磨きができます。

磨き終わったあとは、手で磨いたときとは明らかに違う、歯の表面のつるつる感と歯間のスッキリ感に驚きました。この爽快感クセになりそう…。
さらに便利なのが、アプリで毎日の歯磨きを自動で記録してくれる機能です。時間帯や曜日ごとの細かいレポートに加え、「ブラシを歯に押し付けすぎていないか」「動かしすぎていないか」なども数値化してくれます。
とはいえ、毎回アプリを起動して歯磨きをするのは面倒ということもあるでしょう。そんなときはアプリを使わず磨いてOK。歯磨きデータは後からアプリ起動時に自動で同期されます。
一生おいしく食事を楽しみたい筆者にとって、本製品はよき相棒になりそうです。
※この記事は『Mac Fan』2025年11月号に掲載されたものです。
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著者プロフィール
山田井ユウキ
2001年より「マルコ」名義で趣味のテキストサイトを運営しているうちに、いつのまにか書くことが仕事になっていた“テキサイライター”。好きなものはワインとカメラとBL。









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