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指定した条件でファイルをひとまとめ。MacのFinderで「スマートフォルダ」を使ってみよう/Macのやりすぎ効率化バイブル

指定した条件でファイルをひとまとめ。MacのFinderで「スマートフォルダ」を使ってみよう/Macのやりすぎ効率化バイブル

効率化のためなら時間を惜しまない! そんなこだわり派のMacユーザに贈る、仕事術をまとめた連載「Macのやりすぎ効率化バイブル」。今回のテーマは「スマートフォルダを使いこなそう」です。

必要なファイルをスピーディに呼び出したい!

作業に必要なファイルをフォルダごとに整理することは、作業効率を向上させるうえで重要です。しかし、頻繁に使用するファイルが複数のフォルダに分かれていると、その都度探す手間がかかってしまいます。

もし、よく使用するファイルの条件が明確であれば、Finderの「スマートフォルダ」を活用することで、目的のファイルを1つのウインドウ内にまとめて表示できます。

スマートフォルダでは、ファイルの種類や作成日、ファイル名、さらには内容に基づいて複数の条件を設定し、検索結果をスマートフォルダとして保存できます。

さらに、作成したスマートフォルダをFinderのサイドバーに登録しておけば、必要なファイルに素早くアクセスできるため、探す手間などを大幅に削減できます。

スマートフォルダの新規作成方法

①Finderの[ファイル]メニューから[新規スマートフォルダ]を選ぶと、新規スマートフォルダが開かれます。
②[+]をクリックして条件を追加しましょう。
③最初の条件を選択します。ここでは[最後に開いた日]を選択します。
④続いて[3日以内]のように指定します。次の条件を追加するため再び[+]をクリックします。
⑤2つ目の条件を指定します。ここではファイルの[種類]を[PDF]としました。ファイルが抽出されているのを確認できたら[保存]をクリックします。
⑥スマートフォルダの[名前]を入力して[保存]をクリックします。[サイドバーに追加]のチェックを入れておきましょう。
⑦すると、Finderサイドバーの[よく使う項目]に登録されます。

※この記事は『Mac Fan』2025年5月号に掲載されたものです。




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著者プロフィール

栗原亮(Arkhē)

栗原亮(Arkhē)

合同会社アルケー代表。1975年東京都日野市生まれ、日本大学大学院文学研究科修士課程修了(哲学)。 出版社勤務を経て、2002年よりフリーランスの編集者兼ライターとして活動を開始。 主にApple社のMac、iPhone、iPadに関する記事を各メディアで執筆。 本誌『Mac Fan』でも「MacBook裏メニュー」「Macの媚薬」などを連載中。

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