Appleは、世界で最も人気のあるワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro」の最新モデル「AirPods Pro 3」を発表した。音質、ノイズキャンセリング、フィット感、ワークアウト機能、そしてライブ翻訳まで、あらゆる面で進化を遂げている。
AirPods Pro 3の新機能「ライブ翻訳」で言語の壁を越える
AirPods Pro 3は、Apple Intelligenceとコンピュテーショナルオーディオを活用したライブ翻訳機能を搭載する。英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語に対応し、年末までに日本語を含む4言語が追加予定だ。
AirPodsを装着したまま自然に話すだけで、別言語の相手と対面で会話が可能。iPhoneと連係し、画面にライブトランスクリプションを表示する機能もあり、ハンズフリーでのコミュニケーションがさらに快適になる。

ワークアウト中の心拍数測定が可能に! Apple Intelligenceでデータを分析
AirPods Pro 3は、Apple史上最小のカスタム心拍センサを搭載。赤外線を毎秒256回照射し、血流の光吸収を測定するPPGセンサにより、心拍数と消費カロリーを正確に追跡できる。
加速度センサ、ジャイロスコープ、GPS、iPhoneのAIモデルと連係し、最大50種類のワークアウトを記録可能。Apple Fitness+ユーザは、Burn BarやMoveリングなどのリアルタイム指標を画面上で確認できる。

AirPods Pro 3が備える、世界最高峰のアクティブノイズキャンセリングと音響設計
AirPods Pro 3は、Apple独自のマルチポート音響アーキテクチャを採用した。空気の流れを精密に制御し、空間的なリスニング体験を実現する。さらに、次世代アダプティブEQにより、低音のレスポンスが向上。サウンドステージが広がることで、楽器やボーカルがより鮮明に再現される。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)は、前世代比で最大2倍、初代比で最大4倍のノイズ除去性能を誇る。超低ノイズマイクとコンピュテーショナルオーディオ、フォーム注入型イヤチップの組み合わせにより、移動中やオフィス、自宅でも没入感のある音楽体験が可能となった。

1万回以上の耳のスキャンから生まれた、AirPods Pro 3の新デザイン
AirPods Pro 3は、10万時間以上のユーザリサーチと3億点以上のデータポイントをもとに、内部構造を完全に再設計。イヤチップの外形を本体中心に合わせることで、安定性とフィット感が向上した。
新たにXXSサイズを含む5サイズのイヤーチップが登場し、より多くのユーザーに快適な装着感を提供。IP57の耐汗・耐水性能も備え、ハードなワークアウトや悪天候にも対応する。

聴覚健康機能とバッテリ性能の向上。Apple 2030への取り組みも抜かりなし!
AirPods Pro 3は、Appleの聴覚健康への取り組みをさらに推進。次世代ANCにより背景ノイズを除去し、聴力検査や補聴機能がより簡単に利用可能となった。
「会話ブースト」機能は自動化され、騒がしい環境でも相手の声を強力に増幅。外部音取り込みモードでのバッテリ駆動時間は最大10時間と、前世代比で67%向上している。
また、Appleのカーボンニュートラル目標「Apple 2030」に基づき、40%の再生素材を使用。バッテリには100%再生コバルト、ケースには65%再生プラスチックを採用している。
再生可能エネルギーの使用率はサプライチェーン全体で40%。パッケージは100%繊維ベースで、簡単にリサイクル可能だ。
AirPods Pro 3の価格と販売情報
・価格:3万9800円
・予約開始:本日(2025年9月10日)より
・店頭販売:9月19日(金)より開始
・特典:Apple MusicとApple Fitness+が3カ月無料
・保証:AppleCare+またはAppleCare Oneに対応
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