iPhone 17シリーズをはじめ、さまざまな新製品が登場!
日本時間9月10日午前2時より、Apple Eventが開催されました。
今回発表されたのは以下の製品です。
・AirPods Pro 3
・Apple Watch Series 11
・Apple Watch SE 3
・Apple Watch Ultra
・iPhone 17
・iPhone Air
・iPhone 17 Pro/Pro Max
各製品の詳細は以下の記事リンクよりチェックできます。画像をクリック/タップすることで記事に飛んでください。
AirPods Pro 3

Apple Watch Series 11

Apple Watch SE 3

Apple Watch Ultra 3

iPhone 17

iPhone Air

iPhone 17 Pro/Pro Max

イベントのアーカイブは、AppleのWebサイトやYouTubeでチェックできます。
本記事では、イベント動画をすべて見る時間はないというあなたのために、大事なポイントだけピックアップしてまとめました。
ざっと内容を把握したい方はぜひご覧ください!
Apple Eventでの大事なポイントまとめ
イントロダクション
「デザインは単なる見た目や感触ではない。どう機能するかだ」
オープニングムービーはスティーブ・ジョブズの言葉からスタート!

たくさんのAppleプロダクトが登場し、それぞれの機能・デザインなどが上手くリンクしていくムービーが流れます。




Apple Parkにつながり、ティム・クックCEOが登場しました。「デザイン」がAppleの活動基盤となってきたことを説明。

冒頭でAirPodsとApple Watchについての大きな発表を予告!

AirPods Pro 3
AirPods Pro 3が登場!

独自に設計したマルチポートの音響アーキテクチャが耳に音を運ぶ空気の流れをコントロール。音楽や番組、通話などの音声が際立ってクリアになります。
超低ノイズのマイク、先進的なコンピュテーショナルオーディオと、フォーム材を注入した新しいイヤチップでノイズアイソレーションを強化。

それにより、1世代前のモデルに比べ、アクティブノイズキャンセリング性能が2倍に向上。第1世代モデルと比べると違いは歴然、アクティブノイズキャンセリング性能は4倍に。

Apple Intelligenceのパワーを活用した「ライブ翻訳」機能を搭載。

たとえば海外で、誰かがあなたに外国語で話しかけると、AirPods Proがあなたが選んだ言語に翻訳して内容を理解できるようにします。まるで“専属の通訳”のようですね。

相手とコミュニケーションをとるときは、iPhoneを使用。あなたの言語が相手の言語で表示され、翻訳の読み上げも可能です。

相手もAirPods Proを着けていれば、ライブ翻訳はさらに活躍します。

AirPods Proの耳へのフィット感も改良しました。1万以上の耳の3Dスキャンを解析し、10万時間以上のユーザ調査を実施して、最適化を図りました。

より多くの人の耳に合うように、AirPods自体も小さくし、着け心地が安定するように耳の穴の自然な形状に合うようにデザインを改良しました。
さらにイヤチップのサイズは5つに増えました。

IP57等級の耐汗耐水性能も搭載。AirPods史上はじめて。

ワークアウト中の心拍数センサを搭載しました。Appleで独自に心拍数センサを開発したそうです。

iPhoneで「フィットネス」アプリを開くと、新しいワークアウトの体験が表示され、AirPods Proを使って最大50種類のワークアウトを記録できます。

たとえばウォーキング中に音楽を聴きながら、心拍数と消費カロリーを記録したり。

バッテリ駆動時間も増加。1回の充電による再生時間が6時間から8時間に。

価格は3万9800円(税込)。本日より予約注文を開始し、9月19日(金)より販売を開始します。

Apple Watch Series 11

新モデル「Apple Watch Series 11」が登場しました。

これまででもっとも薄く快適になり、耐久性も向上しました。
Apple独自のIon-Xガラスに施すセラミックコーティングによりガラスの硬度が大幅に向上。その結果、耐擦傷性能が2倍になりました。

5G通信に対応。新しい5Gモデムとアンテナアーキテクチャによりパフォーマンスが向上。通信範囲が広がります。さらに電力効率も上がり、消費電力の減少にもつながるそう。

いくつかの新しい文字盤が追加されました。


心臓の健康と睡眠のための新機能を追加。
Apple Watchを装着するだけで高血圧の可能性をアラートで知らせる「高血圧通知」を搭載しました。9月中に、米国とヨーロッパを含む、150の国と地域で機能提供できる予定。


睡眠の質と体の回復力の高め方を理解するのに役立つ「睡眠スコア」機能が登場します。睡眠スコアは毎晩の睡眠データを分析して、その分類とスコアを算出します。「睡眠」アプリで詳細を確認して、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで記録できます。


バッテリも再設計。最大24時間駆動するので、昼夜を通して装着できます。

アルミニウムケース(ジェットブラック、シルバー、ローズゴールド、スペースグレイ)とポリッシュチタンケース(ナチュラル、ゴールド、スレート)で展開されます。


バンドラインアップにも新色が追加されました。




本日より予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。価格は6万4800円(税込)から。
Apple Watch SE 3

Apple Watch SE 3が登場。

新たにS10チップを搭載しました。これにより、ダブルタップや手首フリックなどのジェスチャに対応。

SEでははじめて「常時表示ディスプレイ」を採用。スリープを解除しなくても時刻や文字盤を確認できます。

心拍数の通知、転倒検出、衝突事故検出などに加え、SEでも手首の皮膚温センサにより過去の排卵を推定できるようになりました。

睡眠時無呼吸の通知と、睡眠スコアにも対応しています。

バッテリは18時間駆動で、1日中使えます。さらにSEではじめて高速充電に対応。これまでと比べて、充電が最大2倍速くなりました(15分の充電で最大8時間使用可能)。


スターライトとミッドナイトのアルミニウムケースを展開。

本日より予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。価格は3万7800(税込)から。
Apple Watch Ultra 3

Apple Watch Ultra 3が登場。

広視野角OLEDとLTPO3を採用し、斜めから見たときの明るさを向上しました。

さらにベゼルをより細くすることで、ケースサイズを変えることなくスクリーンの領域が広がっています。これはApple Watch史上最大のディスプレイです。バッテリ時間は据え置き。

新しい文字盤も加わっています。

もちろん、Ultra 3も5G通信に対応しています。

衛星通信に対応しました。電波の届かない場所にいるときでも、安全を確保したり、大切な人とつながったりできます。

メッセージの送信や、「探す」機能による位置情報の共有も可能です。


バッテリも一段と大容量になり、最大42時間使えるようになりました。

カラーはブラックチタンとナチュラルチタンの2種類。

Ultra 3用のバンドにもいくつか新色が追加されました。



本日より予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。価格は12万9800円(税込)から。
iPhone 17

iPhone 17が登場しました。

ラベンダー、ミストブルー、ブラック、ホワイト、セージの5色ラインアップです。

ディスプレイサイズは6.3インチ。ベゼルが細くなりました。

Proモデルと同じく、「ProMotion」を搭載。アダプティブリフレッシュレートは最大120Hzです。

屋外ピーク輝度が最大3000ニトになり、外でも見やすくなりました。

Ceramic Shield 2を採用し、耐擦傷性能が3倍になりました。

3ナノメートル設計のA19チップを搭載します。

CPUは6コア、GPUは5コア。Apple IntelligenceのAI機能をはじめ、さまざまなパフォーマンスを向上させます。

バッテリ時間も向上しています。たとえば、iPhone 16よりもビデオ再生時間は最大8時間長くなりました。

20分で最大50%の高速充電が可能です。

カメラも飛躍的に進化。48MP Dual Fusionカメラシステムを搭載しました。

新しく48MP Fusion超広角カメラを搭載しました。解像度は16の4倍です。

画期的な「センターフレームフロントカメラ」を搭載しました。

iPhoneで最大のフロントカメラセンサによって、視野角もiPhoneで最大。この史上初の正方形センサの搭載でフレーミングが自在になります。たとえば、縦横に持ち変える必要はなくなるのです。


センターフレームフロントカメラは動画撮影でも威力を発揮します。

9月12日(金)午後9時(日本時間)から予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。
価格は12万9800円(税込)からです。
iPhone Air

iPhoneに新しいファミリーが追加! その名も「iPhone Air」。

その薄さ、なんと5.6mm! 半端ないです。

薄く、軽くなったにもかかわらず、最先端の機能が満載です。
美しい6.5インチディスプレイを搭載し、ProMotionの採用、常時表示、3000ニトのピーク輝度など。

Ceramic Shield 2なので、耐久性もバッチリです。はじめてiPhoneの背面にもCeramic Shieldが採用されました。

iPhone上部の新しい凸部には主要なバックカメラ、フロントカメラ、Appleシリコンといった内部部品が収められています。

スペースブラック、クラウドホワイト、ライトゴールド、スカイブルーの4色ラインアップです。

iPhone史上最高の効率と性能を持つA19 Proチップを搭載しています。

GPUも進化。各GPUコアにNeural Acceleratorを組み込みました。

その演算能力はなんとMacBook Pro並み!

新設計の「N1チップ」を搭載しました。

最新ワイヤレス規格であるWi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadに対応。

さらに、自社設計の新モデム C1Xチップを搭載しました。もっと電力効率に優れたモデムです。

カメラはシングルですが、実際は48MP Fusionカメラシステム。これひとつで最先端のカメラに匹敵します。
大きなセンサによって、2つ目の光学レンズと統合型の2倍望遠が機能し、美しい写真や4Kビデオが撮れます。

17と同様にセンターフレームフロントカメラを搭載しています。

フロントカメラとバックカメラを組み合わせた新機能「デュアルキャプチャビデオ」。

eSIMのみに対応する設計です。

薄いのにバッテリ駆動時間も問題なし!

併せて、薄型のMagSafeバッテリも登場します。

半透明ケース(フロストとシャドウの2色)のほか、強化ポリカボネート製の軽量バンパーケース(4色)をラインアップ。


クロスボディストラップも登場しました。

9月12日(金)午後9時(日本時間)から予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。
価格は15万9800円(税込)から。
iPhone 17 Pro/Pro Max

iPhone 17 Proが登場しました。

システムパフォーマンスに重要な熱管理方法を一新しました。その中心にあるのが自社設計のベイパーチャンバーです。

各部品から熱を効率的に移動させることで、高いパフォーマンスを維持できます。

カラーはシルバー、ディープブルー、コズミックオレンジの3色展開。

iPhone Airと同じく、A19 Proを搭載しています。

最高の熱設計とA19 Proの組み合わせによって、17 Proは16 Proより40%もパフォーマンスが向上しています。

耐久性もバッチリ。アルミニウムUnibodyが背面ガラスを守るほか、iPhone Airと同じく背面にCeramic Shieldを採用しました。

前面ガラスはもちろんCeramic Shield 2を搭載しています。

iPhone史上最大のバッテリライフを実現! 最大39時間もビデオ再生が可能になりました。

続いてProカメラシステムです。前面の18MPセンターフレームカメラによって、視野角が広がり、解像度も上がりました。

背面の3つのカメラがすべて48MPになりました。

さらに、3つすべてがFusionカメラです。

史上最大の光学ズームを実現しました。

デジタルズームではなんと最大40倍!

ビデオにも恩恵がたっぷり。実はこのイベントの映像も17 Proで撮影したものだそうです。
ProRes Rawでのビデオ撮影に対応しました。

新素材で作られたテックウーブンケースが登場しました。そのほか、従来どおりクリアケースやシリコーンケースもあります。



9月12日(金)午後9時(日本時間)から予約注文を開始し、9月19日(金)から販売を開始します。
価格は17 Proが17万9800円(税込)から、17 Pro Maxが19万4800円(税込)からです。
エンディング
ティム・クックCEOによる締めのメッセージで、イベントに幕を下ろしました。




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