私ごとですが、最近バイオリンを習い始めました。幼い頃からピアノに親しんできたものの、弦楽器は初挑戦。なかなか美しい音が出ず、ちょっと苦戦しています(笑)。
というのも、鍵盤を押せば正しい音が出るピアノとは違い、バイオリンは“耳”で音を探りながら、指や弓の使い方を調整していく必要があるんです。それが、結構難しいんですよね…。
どうしたものかと「Chat GPT」に相談したところ、私は「聴覚優位型」の傾向があるため、音を真似して練習してみてはと提案してもらいました。たしかに、昔から人の声真似をして遊ぶのが好きだったなあと納得。
そこで思いついたのが、開放型イヤフォンを使って、自分の音と音源の両方を同時に聴くという方法です。語学のシャドーイング練習のように、お手本を聴きながら、自分の音をそれに近づけていく。そんな練習スタイルです。
ならば、音質がよく、長時間使っても疲れず、しかもデザインが美しいものがいい。そんな理想のイヤフォンを探したところ、出会ったのが「BUTTONS CLIP」でした。
開放型なのに、ちゃんと“聴こえる”。深く豊かな音質は、クラシック音楽とも好相性!
「BUTTONS CLIP」は、耳のふちに引っ掛けて使うイヤカフ型のイヤフォン。骨伝導と空気伝導のハイブリッド構造により、耳を塞がずに音を届けてくれるのが特徴です。
さらに、指向性オーディオを搭載しているため、音漏れも最小限。静かなオフィスでも、自分だけに音が届く安心感があるのはうれしいですね。
ドライバには、12mmのチタン複合ドライバを採用しており、深く豊かな低音とクリアな中高音を楽しめるのがポイントです。まるでコンサートホールで演奏を聴いているかのような臨場感があり、クラシック音楽との相性も抜群!
また、耳を挟む部分には低刺激シリコンが採用されているため、軽くて柔らかく、長時間使っていても耳が痛くなりにくいのがグッド。クリップがしっかりしているため、激しく頭を振っても落ちることはありません。

本体カラーはゴールド&ブラウンと、シルバー&ブラックの2モデル。どちらも洗練されたデザインで、装着すると顔まわりが華やかになります。専用のケースもファッショナブルで、持ち運ぶ際もコスメのようでかわいいです。

独自のAI「HALI」を搭載! ラフな口調で、気楽に会話を楽しめる
また、「BUTTONS CLIP」の大きな特徴として、専用アプリ「BUTTONS LAB」からAIアシスタント「HALI」を利用できることが挙げられます。指定した場所の天気やおすすめのレストランなど、ちょっとした質問に答えてくれる頼れる存在です。通信は、iPhoneのモバイル通信を使って行います。

「HALI」は開発中で発展途上。イヤフォンと連動するAIとして、音楽再生くらいは…と思いましたが未実装のようです。ただし今後は、音楽のコントロールのほかAIエージェント的な機能も実装していく予定だとか。とても楽しみです。
個人的には、「HALI」の気さくな口調がとても気に入りました。硬くなく、フレンドリーさがあって、話しやすいんですよね。
理想の音を聴き、それに近づけて自分の音を磨く。そんな練習ができるのは、「BUTTONS CLIP」のおかげ!
そんな多彩な「BUTTONS CLIP」ですが、私が一番感動したのは“音質のよさ”です。
デザイン性やAIアシスタントも魅力的ではあるものの、やはり音楽を聴く道具として、音の美しさは何よりも大切。とくに、使用用途がクラシック楽器練習である私にとって、これは外せないポイントだったので、見事に応えてくれました。
実際に、クライスラーの「愛の悲しみ」という曲を流しながらシャドーイング練習しているのですが、耳元で流れる音が美しくて、思わず聴き入ってしまったほど。バイオリンの弓が掠れる小さな音まで、そして奏者の息遣いまでが、鮮明に、でも決して媚びずに表現されているんです。
このようなシャドーイング練習を続けたおかげで、最近は前よりも音程がとりやすくなったように感じます。理想の音を耳で感じながら、それに近づけるように自分の音を磨いていく。そんな贅沢な練習ができるのは、「BUTTONS CLIP」のおかげです。
このイヤフォンは、私のような楽器練習に励みたい方はもちろん、いい音にこだわる人、デザインや機能性にこだわる人…多くの人に“刺さる”バランスのよいアイテムだと思いました。
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著者プロフィール
中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、乗馬、最新のガジェットを触ること。家中まるっとスマートホーム化するのが夢です!








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