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豆粒サイズのSSD「SSPJ-UTC」レビュー。iPhone、Mac、Win、Android、デバイスを問わず使えちゃう。迷わず“買い”のUSB-C搭載外付けストレージ

著者: 関口大起

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豆粒サイズのSSD「SSPJ-UTC」レビュー。iPhone、Mac、Win、Android、デバイスを問わず使えちゃう。迷わず“買い”のUSB-C搭載外付けストレージ

年甲斐もなく、大騒ぎである。いくらなんでも小さすぎる。同僚たちに「これなんだと思う?」と聞き回ってしまった。今回レビューする「SSPJ-UTC」は、アイ・オー・データ機器が発売するSSD。そうSSDなのだ。

しかしまあ、信じられないくらい小さい。

アイ・オー・データ機器の「SSPJ-UTCシリーズ」。256GBの「SSPJ-UTC256」が7700円。512GBの「SSPJ-UTC512」が1万3200円だ。画像●アイ・オー・データ機器

256/512GBをラインアップ。SSPJ-UTCシリーズは、100円玉サイズ!

SSPJ-UTCシリーズは、256GBと512GBをラインアップするSSDだ。その特徴は、驚異的なまでのコンパクトさ。MacBookやiPhoneに挿入すると、出っ張りは約8.5mm程度。まるでBluetoothマウスのドングルのように見える。

これがSSDだなんて、いまだに信じきれずにいる。こんなに小さいのに、マウント時に点灯するLEDも備えているんだから…!
iPhoneに装着しても、その小ささは際立つ。
並行に置くと、横幅は100円玉よりやや大きいくらい。
コネクタ部分を含めてもこのコンパクトさ。

iPhone、Mac。Android、Winにも使える。Time Machine対応も心強い!

転送速度は、メーカーの公表値で読み込み速度が最大約450MB/s。そして、書き込み速度は最大約400MB/sと必要十分。macOS、iOS、iPadOS、Windows、ChromeOS、Androidと、プラットフォームを問わず使えるマルチさも魅力だ。

M2搭載のMacBook Airで「Disk Speed Test」アプリを使って実測。何度か計測したところ、結果にばらつきは出たが、おおよそ上図の速度だった。

Macユーザとしては、「Time Machine」に対応するのもポイントだ。ここまで掲載してきた写真のとおり、MacBookへの“挿しっぱなし運用”ができるので、バックアップ忘れも起きにくい。

ちょうど先日、筆者のiPhoneに「iCloudストレージがいっぱいです」とアラートが出た。しかし消せるデータはなく、かといってプランをアップグレードするのは…と思っていたところだ。そんなときにSSPJ-UTCシリーズを発見したのは、これ幸いのタイミング。

SSPJ-UTCシリーズの発売は、2025年9月10日頃とされている(Amazonでは予約を受付中)。こいつはすぐにポチッとしてしまいそうだ。

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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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