Appleは2025年7月29日、iOS 18.6およびiPadOS 18.6を正式リリースした。iOS 18のアップデートが行われるのは同年5月12日以来。2カ月以上の期間があり、iOS 18.5がかなり安定して動作していたと推測する。
しかし、iOS 18.6およびiPadOS 18.6のアップデート内容を見ると、複数の脆弱性が見つかっていたようだ。対象のデバイスを使用しているユーザには、いち早いアップデートをおすすめする。
対象のiPhoneおよびiPad
iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降、iPad Pro 11インチ(第1世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、iPad(第7世代)以降、iPad mini(第5世代)以降
iOS 18.6/iPadOS 18.6で解消された脆弱性
アクセシビリティ関連
VoiceOverがパスコードを読み上げる可能性がある問題に対応。また、マイク・カメラのプライバシーインジケータが正しく表示されない不具合を修正。
メディア処理関連
CoreAudio、CoreMedia、Model I/Oなどで、悪意あるファイルによるメモリ破損やクラッシュの可能性があった。メモリ処理や配列境界チェックの強化により修正。
ネットワーク・メール関連
CFNetworkで、特権のないユーザがネットワーク設定を変更できる可能性があった。またMail Draftsでは、画像読み込み設定が無効でもリモートコンテンツが読み込まれる問題があったが、いずれも修正。
WebKit関連
アドレスバー偽装、機微情報の漏洩、クラッシュなど多岐にわたる問題が報告されていた。UI改善やメモリ管理強化により、これらの脆弱性に対応。
オープンソース関連
libxml2、libxsltなど、Appleが利用するオープンソースコードにも脆弱性が存在。ファイルを処理するととメモリが破損する、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理するとメモリ破損が起こるといった問題に対応。
また、「写真」アプリでメモリームービーが共有できないバグも解消されたようだ。そのほか詳細は、Appleの「iOS 18.6およびiPadOS 18.6のセキュリティコンテンツについて」のページを参照いただきたい。
iOS 18.6へのアップデート方法
最後に、iOSのアップデート方法も解説しておこう。「設定」アプリからわずか数ステップで完結する。その際[自動アップデート]をオンにしておくと、夜間などに自動で実行されるので便利だ。



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