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Macでアプリを終了してもアイコンが残るのはなぜ? 「システム設定」を確認しよう

著者: 松山茂

Macでアプリを終了してもアイコンが残るのはなぜ? 「システム設定」を確認しよう

ソフトを終了してもメニューバーにアイコンが残るのは、「ヘルパーアプリ」や「常駐サービス」と呼ばれる補助的なプログラムがバックグラウンドで動作しているためです。

たとえば、クラウド同期ソフトやセキュリティソフト、辞書ツールなどでは、ソフト本体を終了してもメニューバーに常駐するコンポーネントが引き続き動作していることがあります。メニューバーのアイコンをクリックすると、設定メニューから常駐の終了や無効化ができる場合もあります。

❶メニューバーのアイコンをクリックして、設定や終了項目があるか確認しましょう。

また、「システム設定」にある[ログイン項目と機能拡張]で、起動時に自動的に常駐する項目を確認できます。不要な項目は削除するか、バックグラウンドでの実行をオフにしましょう。

❷「システム設定」の[一般]にある[ログイン項目と機能拡張]で、[バックグラウンドでの実行を許可]をオフする方法もあります。

なお、macOS標準の「Time Machine」などの常駐サービスは、「システム設定」の[コントロールセンター]で[メニューバーに非表示]を選ぶことができるので、必要に応じて項目を非表示にします。

❸macOSの常駐サービスのアイコンは、「システム設定」の[コントロールセンター]で[メニューバーに非表示]に切り替えできます。

※この記事は『Mac Fan』2025年9月号に掲載されたものです。

著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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