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iCloudに保存したファイルが消えたときは同期設定を確認しよう

著者: 松山茂

iCloudに保存したファイルが消えたときは同期設定を確認しよう

Macを初期設定で使っていると、デスクトップや[書類]フォルダに置かれたファイルをはじめ、連絡先やメモ、カレンダーなどの内容がiCloudと同期されます。これは、同じApple Accountで使用しているデバイス同士でデータを共有するためです。

iCloudの同期設定をオフにする際に「コピーを残す」選択肢も表示されますが、「Macから削除」を選んでしまうと、連絡先やカレンダーの情報だけでなく、デスクトップや[書類]フォルダにあるファイルもMac上から削除されてしまいます。

ただし、Mac上からファイルが消えても、まだiCloudには保存されたまま残っているので、再びiCloud Driveの同期設定をオンにしてファイルを復元しましょう。

(1)「システム設定」の[iCloud]で[iCloud Drive]をオフにする際に、[コピーを残す]を選んでおかないとiCloudに保存してあるすべての書類がMacから削除されます。
(2)コピーを残さなかった場合、デスクトップに保存してあったファイルだけでなく[書類]フォルダの中身もすべて消えてしまいます。
(3)復元したい場合は、再び「システム設定」の[iCloud]から[iCloud Drive]をオンにして[デスクトップフォルダと書類フォルダ]をオンにしましょう。
(4)デスクトップや[書類]フォルダの内容も、すべて元の状態に復元されました。

※この記事は『Mac Fan』2025年5月号に掲載されたものです。

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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