おすすめのMagSafeアクセサリは「カメラグリップ」
最近、MagSafe対応アクセサリがどんどん充実してきました。
中でも個人的にビビッときた製品が「ワイヤレスリモコン付きのカメラグリップ」で、iPhoneの撮影をより便利にしてくれるガジェットとして人気を集めているようです。
基本的には、Bluetooth接続のリモコン、MagSafeでiPhone本体を固定するためのユニット、そして保持力を増すためのグリップで構成されています。
製品ごとの差別化ポイントとしては、グリップサイズ、コールドシュー(LEDライトなどのアクセサリ用)や三脚穴の有無などがあるようです。
今回はシンプルに使えそうな「JJC MSG-P1」の使用感をチェックしてみました。購入時の価格は、Amazonで3990円でした。
MagSafeの磁力も必要十分。安心して使用できます
購入してまず始めに行うのは、iPhoneとBluetoothリモコンのペアリングです。
リモコンのシャッターボタンを長押ししてペアリング状態にし、iPhone側のBluetooth設定で接続します。
1度設定を行っておけば、iPhone側でBluetoothをオンにしている限り、シャッターボタンの長押しで接続されるようになります。
充電は、グリップ部からリモコンを取り外して行います。USB Type-C経由で充電できるため、昨今の充電事情を考えれば手軽と言えそうです。ただし、グリップ部に装着したままでは充電ができません。
わざわざリモコンを取り外す必要があるので、気になる人はグリップに装着したままでも充電できる製品を探しましょう。



グリップの底部には、1/4-20UNCのネジ穴が設けられており、多くの三脚・雲台に固定が可能です。

この手の製品を多く触ると気づくことでもあるのですが、いわゆる純正品ではないMagSafe製品は、磁力に結構な差があります。
カメラグリップというジャンルで考えれば、グリップ部に指を掛け、片手でiPhoneを保持するため、結構な磁力が必要です。
そういった意味では、今回購入した製品は必要十分な磁力で固定されていました(公称では磁気吸引力が2.3kgとなっています)。


なお、MagSafeリングを付属しているため、MagSafe非対応のスマートフォン(iOS/Android)でもカメラグリップが利用可能です。
また、カメラグリップとしての運用だけでなく、スタンドとしても使用できます。

三脚を利用しなくても、iPhoneを自立させられるため、シャッターボタン部を取り外すことで、遠隔シャッター運用も可能となります。その際の通信範囲は約10mとなります。
iPhone 16/16 Proシリーズとの相性は抜群!
グリップ部には、シリコーン製のシートが貼り付けてあり、滑りにくい構造です。


さらに、iPhoneにMagSafe装着する面の外側(裏側)も磁気吸着に対応しており、重ねるかたちでLEDライトやMagSafe対応小型三脚などが装着できるようになっています。

しかし、iPhoneと接続するMagSafeは強力な磁力である一方で、外側の磁気吸着はやや弱めなので、注意が必要です。
カラーバリエーションは、今回購入したブラックのほか、ピンク、ブルー、ホワイトの全4種類が用意されています。
iPhone 16シリーズ(16eを除く)には「カメラコントロールボタン」が搭載されており、よりカメラライクな使い方が可能となっているため、本製品のようなカメラグリップがあると、撮影時の安心感が増します。
写真撮影時に画面をタップすることで、よく写真がブレてしまう。そんな悩みを持っている人には、特にオススメできるアイテムでしょう。

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