「Safari」の利用中に特定のWebサイトにアクセスできなかった場合、まずはiPhoneなど別のデバイスを使い、Wi-Fiを利用せず同じURLを開いてみましょう。これでもアクセスできない場合、ユーザが対処できないWebサイト側の問題かもしれません。
もし問題なく開けるのであれば、SafariやMac、Wi-Fiルータ、モデムなどの設定に原因があると考えられます。そこでまず試してほしいのが、「プライベートウインドウ」を使うことです。これでアクセスできるようなら、キャッシュを削除することで解決するかもしれません。また、セキュリティソフトやコンテンツブロック系の機能拡張を追加している場合、これらの設定も確認しておきましょう。
❶ メニューバーの[Safari]→[ファイル]→[新規プライベートウィンドウ]でプライベートウインドウを開き、これでアクセスした際に症状が改善するか試してみましょう。
❷ ❶で解決した場合は、キャッシュのクリアを試みましょう。「Safari」を開き、メニューバーの[Safari]→[設定]→[詳細]タブの中にある[Webデベロッパ用の機能を表示]にチェックを入れ、設定ウインドウを閉じます。
❸ 次に、メニューバーの[開発]メニューから[すべてのプロファイルのキャッシュを空にする]を選べばOKです。
※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。