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一家に1台置いておきたい! ポータブルバッテリの選び方。ポイントはバッテリ容量、ポートの種類とスペック、そして可搬性にあり!

著者: 関口大起

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一家に1台置いておきたい! ポータブルバッテリの選び方。ポイントはバッテリ容量、ポートの種類とスペック、そして可搬性にあり!

Mac、iPhone、iPad、そしてApple Watch。いうまでもありませんが、いずれでもバッテリで駆動するデバイスです。Apple製品だけではなく、オフィスや家の中を見回せばバッテリで動いているものばかり。現代人は充電と切っても切り離せません。

しかし、時に停電に見舞われることもあるでしょうし、キャンプなどで電源のない環境に赴くこともあるでしょう。

そこで持っておきたいのがポータブルバッテリ。ポータブル電源、通称「ポタ電」とも呼ばれるアイテムです。ただ、需要の高まりとともに発売するメーカーは増え、バリエーションも多種多様。必要なモデルの見極めが難しい…! というわけで本記事では、エレコムの「DE-PS200PEBK」を例に、ポータブルバッテリを選ぶ際の基本的なポイントを整理していきます。

DE-PS200PEBK

【発売】
エレコム
【価格】
2万9800円

ポタ電の選び方 Point①バッテリ容量

ポータブル電源の容量は、ワットアワー (Wh) で表示されることがほとんどです。Whは使用できる電力の総量を意味しており、電力(W)×時間(h)で求められます。ただし、一般にバッテリ容量とポータブルバッテリ自体の重さとサイズは比例するため、単純にバッテリ容量が多いほどいいというわけではありません。用途や目的に合わせて、見極めましょう。

ちなみに、DE-PS200PEBKのバッテリ容量は約205Wh。メーカーが発表している数値では、iPhone 15を約13.2回充電できます。ポータブル電源の中では比較的容量が少なめのモデルと言えるでしょう。その分サイズも小さめです。

バッテリ容量とサイズおよび重量の変化の例。いずれもエレコム社のポータブルバッテリ(DE-PS500PBKDE-PS1200PBKDE-PS2500PBK)のスペックを引用しています。価格も比例して上がっていますが、それにはポート数や機能差も起因しています。※いずれも店頭実勢価格

容量を選ぶ際に考えたいのが、何をどのくらい充電するか。一般的に、200〜500Whは日帰りや一泊のキャンプに。500〜700Whは複数泊に(小型家電の利用も想定)。それ以上になると本格的な車中泊や被災時の備えにもなるといわれています。

すでにポータブルバッテリをお持ちの方は、製品の筐体に印字されているバッテリ容量をチェックしてみてください。

ポタ電の選び方 Point②ポートの種類と数

バッテリ容量はたっぷりでも、ポータブルバッテリが搭載するポートが、手持ちのケーブルやデバイスに対応していないものばかりでは意味がありません。USB-AやUSB-C、シガーソケット、ACコンセント…。ポートの形状はもちろん、スペックや数にも着目してみましょう。

DE-PS200PEBKの搭載ポート。本体への給電は、専用ケーブルを用いて裏面のポートから行う。

たとえばDE-PS200PEBKは、ACコンセント×2、カーアクセサリーソケット(シガーソケット)×1、USB-C×2、USB-A×2を搭載しています。そして、約2倍のバッテリ容量を誇るDE-PS500PBKが備えるポートも同様です。しかしスペックに着目すると、ACコンセントの場合、以下のようにその差は歴然。

DE-PS200PEBKDE-PS500PBK
ACコンセント×2合計で300WACコンセント×2合計で600W

また、両モデルともにACコンセントを搭載してはいるものの、DE-PS500PBKは3つ口のコンセントにも対応するなど、細かな仕様の違いにも注目です。続いて、USB-CポートはいずれもUSB Power Deliveryに対応していますが、以下のように出力値に大きな差があります。

DE-PS200PEBKDE-PS500PBK
USB Power Delivery 3.0対応。最大出力65W。USB Power Delivery 3.0対応。最大出力100W。

W数はデバイスの充電速度にも関係するほか、ポータブル家電の中には、65Wでは駆動しないものもあるでしょう。

ポタ電の選び方 Point③機能性

購入にあたり、必ずチェックしておきたいのはここまで解説してきた2つのポイントです。しかし、より利便性を高めるたいなら、その他の機能性にも注目しておきましょう。

ポータブルバッテリのデザインや機能は、メーカーごとにさまざまです。ただ、前述のとおりバッテリ容量が大きくなるほどポータブルバッテリのサイズは大きくなり、重量は重くなります。「非常時に備えて大容量モデルを買ったのに持ち出せない」となっては本末転倒。重量を問わずハンドルはマストですし、場合によってはキャスターが付いているモデルを選ぶのもいいでしょう。

エレコムのDE-PS2500PBK(2560Wh、約34kg)には、伸び縮みするハンドルとキャスターがついています。写真●エレコム
今回取り上げたDE-PS200PEBKには、折りたたみ式のハンドルが搭載されています。
同じくDE-PS200PEBK。ワンボタンでLEDライトが点灯します。停電時や被災時の利用も考えているなら、LEDライトを搭載したアイテムをおすすめです。

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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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