※この記事は『Mac Fan』2023年2月に掲載されたものです。
実は「請求書払い」もできちゃうPayPay
大盤振る舞いのポイント還元施策でユーザを増やすことに成功し、今やQRコード決済の王者となった「PayPay」。PayPayを使った決済方法は主に2つあり、QRコードを表示してお店側に読み込んでもらうか、お店側のQRコードを読み込んで金額を入力して支払うかです。基本的な使い方はすでに知っている人も多いかと思いますので、今回は意外と知られていない活用方法を解説していきます。
まずはじめに利用をおすすめしたいのが「請求書払い」です。一部の公共料金や税金、プロバイダ料などの請求書を「PayPay」アプリでスキャンして支払うことができ、支払い日を予約する機能を使えば給料日後など特定の日付を事前に指定できます。これさえあれば、払込票を持ってコンビニに行く必要がなくなるのです。
セブインイレブンのアプリ連係でもっとお得にお買い物!
次に使ってほしいのが「セブン-イレブン」アプリ。セブンイレブンでの支払い時に利用できるクーポン(セブンカフェ各種30円引きなど)を発行でき、同アプリ内でPayPayを選択して支払いまで行えます。積もり積もれば、かなり大きい金額を節約することにつながるのではないでしょうか。

クーポンが頻繁に配信されている「セブン-イレブン」アプリでもPayPay決済を行えます。
PayPayカードとポイント投資で手間なし得あり!
また、PayPayの残高が減るたびにチャージするのは面倒ですが、入会費/年会費無料のクレジットカード「PayPayカード」を活用すれば、この手間を減らせます。このカードを使うと、あと払い設定を行うことができて、翌月に利用額をまとめて支払えます。
さらに、PayPayをもう一段回上手に活用したいのであれば「ポイント運用」も試してみてください。運用期間やリスク許容度に応じて5つのコースから1つを選ぶことで、持っているポイントを1ポイントから運用可能。好きなタイミングで引き出して、ポイント残高にすることもできます。ちなみに私もこのサービスを利用しているのですが、昨今は円安や物価高の影響もあり利益はマイナス…。しかし一時期は約30%の運用益が出ていましたし、一度設定したあとは基本的に放っておくだけなので簡単ですよ!

「PayPay」アプリで獲得したポイントを運用可能。5つのコースから好みのものを選ぶだけで簡単に始められます。
家計簿化、送金、ウィジェット…PayPayの便利機能を使いこなそう!
ここまで意外と知られていない機能を紹介してきましたが、細かい便利機能はまだまだ存在します。
たとえば、「PayPay」アプリを利用することで取引履歴を辿れます。利用金額を自動的にグラフ化できるので、家計簿とまではいかないものの、使った総額をざっと把握するのに役立ちます。
また同アプリでは、チャージ残高をほかのPayPayユーザに手数料無料で送金できます。そう、友人と割り勘したときに現金を手渡しする必要もないのです。ほかにも、子どもにお小遣いを渡したい場合などにも活用してみましょう。
さらに、「PayPay」アプリ内でクーポンやスタンプカードを利用できます。個人的に紙のクーポンやスタンプカードは持ち歩かないと決めているので、場所を取らないデジタル上のクーポンやスタンプカードに随分助けられています。いちいちクーポンを探したり、いつも利用している店舗のポイントカードがないか探したりするのは少し面倒ですが、還元率アップを狙うならば、こまめに確認してみるとよいでしょう。
またiPhoneのホーム画面には、同アプリのウィジェットを配置できます。これを利用することで、カメラでのQRコード読み込みおよびQR表示画面、残高詳細画面に遷移できるので、決済時にもたつきません。私はiPhoneのホーム画面の2ページ目に決済アプリのみをまとめて置いており、同ウィジェットもここに配置して活用しています。
このように、さまざまなテクニックを活用することで今までよりも便利にお得にPayPayを使えるはず。これらのテクニックは意外と知らない人も多いので、さっそく覚えて使いこなして、周りの人に自慢しちゃいましょう!

加盟店も多く、利用しやすいPayPay。誰でも今すぐ使えるテクニックをいくつか覚えておけば、今よりもっとお得に活用できるかも!?
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