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“家族みんな”で使える外付けドライブ。iPhone、Android、MacやWinにも。USB-C搭載のコンパクトな「SANDISK Phone Drive with USB-C」を使ってみよう!

著者: 松山茂

“家族みんな”で使える外付けドライブ。iPhone、Android、MacやWinにも。USB-C搭載のコンパクトな「SANDISK Phone Drive with USB-C」を使ってみよう!

家族で旅行に行った須藤(すとう)れいじ君(以降、れいじ君)は、iPhoneでたくさんの写真や動画を撮りました。そこで撮影した思い出を家族に共有しようとしたものの、両親はAndroidスマホを使っているため、AirDropが使えません。

それならクラウド経由で!と思ったものの、デジタルに不慣れな両親はちょっと不安そう。じゃあメール」や「メッセージ」アプリを使う? いやいや、れいじ君はギガ消費が気になるので、それは避けたいとのこと…。

そこで、れいじ君が考えついたのが外付けストレージ。Sandiskの「SANDISK Phone Drive with USB-C」なら、コンパクトで持ち運びに最適なうえ、USB-C搭載のため、デバイスを問わず使えそうです。はたして、その特徴や実力はいかに? これから確認していきましょう。

SANDISK Phone Drive with USB-C

【発売】
SanDisk公式オンラインストア
【価格】
5720円(64GB)、7260円(128GB)、9680円(256GB)、1万6060円(512GB)、2万2440円(1TB)

【URL】https://shop.sandisk.com/ja-jp/products/usb-flash-drives/sandisk-usb-type-c-phone-drive?sku=SDIXS0N-256G-GN6NE&utm_medium=pddsp2&utm_source=&utm_campaign=MacFan&utm_content=JP_All&utm_term=08-29-2025

「Phone Drive with USB-C」ってどんな外付けストレージ? 高速・小型・カラバリ豊富!

れいじ君が選んだのは、Sandiskの「Phone Drive with USB-C」。さあ、この製品はいったいどんな魅力を備えるアイテムなのでしょうか?

「Phone Drive with USB-C」は、USBポートに挿して使うフラッシュメモリタイプの外付けストレージ。USB-C対応のiPhoneなどに、最大150MB/秒の速度でファイルを転送できる優れものです。

搭載しているUSB-Cプラグはスライド式で本体内に収納可能。そのため、持ち運びする際にプラグを折ってしまう心配は不要です。

サイズは53.34 (L)×16 (W)×9.65 (H)mm、重さは5.38gととてもコンパクトです。最大1TBの大容量を備えるほか、ガジェットらしからぬ華やかなカラーを楽しめるのもうれしいポイント。

カラーは4色展開で、iPhone 16のスタイルにマッチします。

さらに、データの共有方法もとても簡単です。iPhoneと一緒に使う場合は、Apple純正の「ファイル」アプリ。Androidスマートフォンの場合は、Google純正のファイル管理アプリ「Files by Google」。Macなら「Finder」。Windows PCなら「Explorer」。と各デバイスのユーザが日頃から慣れ親しんでいるツールを使えるので、スムースに操作できるのです。

「Phone Drive with USB-C」でデータ共有する方法。iPhone、Androidスマホ、Mac、Windows PC。全デバイスで手順を解説!

「Phone Drive with USB-C」の機能性やデザインに大満足の、れいじ君とその両親。あとは各デバイスでの使い方を覚えるだけ。どうやら、難しいことは何もなさそう…!

「Phone Drive with USB-C」の使い方:iPhone編

iPhoneの「写真」アプリから「Phone Drive with USB-C」へ

まず、「Phone Drive with USB-C」をUSB-C対応のiPhoneに接続します。対応するiPhoneは、15シリーズ以降のモデルで、Lightningポート搭載のiPhoneでは使用できないので、その点には注意しましょう。

①まず「写真」アプリを開き、「ライブラリ」の画面の右上にある[選択]ボタンをタップ。
②書き出したいコンテンツにチェックマークをつけたら、画面左下にある共有ボタンをタップします。
③メニュー画面が開いたら[“ファイル”に保存]を選びます。
④開く画面で[場所]内の[Phone Drive]をタップします。
⑤続いて画面右上の[保存]をタップしましょう。すると、選択した写真やビデオの書き出しが始まります。
⑥書き出しが終わったら、一度「写真」アプリを閉じてホーム画面に戻りましょう。「ファイル」アプリを開くと、選択した写真やビデオがPhone Drive with USB-C内に保存されているのが確認できます。

「Phone Drive with USB-C」からiPhoneへ

続いて、「Phone Drive with USB-C」内のコンテンツをiPhoneの「写真」アプリに保存する手順を見ていきましょう。

①まず「ファイル」アプリを開きます。続いて、画面右下の[ブラウズ]をタップし、画面が変わったら、[場所]から「Phone Drive」を選びます。
②「Phone Drive」内のファイルが一覧表示されます。画面右上の[…]をタップして、メニューから[選択]をタップしましょう。
③読み込みたい写真や動画をタップしてチェックマークをつけたら、画面左下の共有ボタンをタップ。
④表示されたメニューから[◯枚の画像を保存]を選びます。
⑤すると、選択したコンテンツが「写真」アプリに追加されます。

「Phone Drive with USB-C」の使い方:Androidスマホ編

Androidスマホから「Phone Drive with USB-C」へ

Androidスマホから「Phone Drive with USB-C」にコンテンツを保存する手順を確認しましょう。ここでは、ファイル管理アプリ「Files by Google」を使う場合の手順を見ていきます。

①アプリ「Files by Google」を起動し、「カテゴリ」内の[画像]をタップします。
②書き出したい写真にチェックマークをつけたら、画面右上の[︙]をタップしてメニューから[コピー]を選びましょう。
③画面下部の[SanDisk Phone Drive]をタップし、[ここにコピー]というポップアップが出たら、それをタップします。
④「◯個のファイルをSanDisk Phone Driveにコピーしました」と表示されたらコピーは完了です。画面左上の[←]をタップしてアプリのトップ画面に戻りましょう。
⑤[すべてのストレージ]から[SanDisk Phone Drive]を選ぶと、Phone Drive with USB-Cに書き出した写真が表示されます。

「Phone Drive with USB-C」からAndroidスマホへ

「Phone Drive with USB-C」からコンテンツをAndroidスマホに保存する手順を見ていきましょう。

①まずは「Files」アプリを開き、[すべてのストレージ]から[SanDisk Phone Drive]を選択します。
②読み込みたいファイルを選択したら、画面右上の[︙]をタップしてメニューから[コピー]を選びます。
③コピー先として[内部ストレージ]を選び、画面が切り替わったら[Pictures]フォルダを選択します。
④[ここにコピー]をタップすると、Phone Drive with USB-CからAndroidスマートフォンへのデータ読み込みが始まります。
⑤「◯個のファイルをPicturesにコピーしました」と表示されたらコピーは完了です。画面左上の[←]をタップしましょう。
⑥「Files」のトップ画面に戻ったら、「カテゴリ」から[画像]を選びます。すると、読み込んだコンテンツを確認できます。

「Phone Drive with USB-C」の使い方:Mac編

Macから「Phone Drive with USB-C」へ

Macでのデータ保存の方法も確認しましょう。まず、Macから「Phone Drive with USB-C」にコンテンツを保存する手順です。

①「写真」アプリを開いてサイドバーから[ライブラリ]を選びます。
②ライブラリが開いたら、保存したい写真やビデオを選択し、そのままデスクトップ上の「Phone Drive with USB-C」アイコンにドラッグ&ドロップすればOKです。
③書き出しが完了すると、Macの画面右上に、その旨を知らせる通知が表示されます。

「Phone Drive with USB-C」からMacへ

続いて、Macに「Phone Drive with USB-C」内の写真や動画を保存する方法を確認しましょう。

①まず「写真」アプリのサイドバーから[ライブラリ]を開きます。
②デスクトップ上に表示されている「Phone Drive with USB-C」アイコンをダブルクリック。開いたら、読み込みたい写真やビデオを選び、そのまま[ライブラリ]画面にドラッグ&ドロップすればOKです。
③読み込みが完了すると、その旨を知らせる通知が画面右上に表示されます。

「Phone Drive with USB-C」の使い方:Windows PC編

Windows PCから「Phone Drive with USB-C」へ

最後に、Windows PCから「Phone Drive with USB-C」にコンテンツを保存する方法も確認しましょう。Windows PCでは、標準搭載されているファイル管理ツール「Explorer」でデータを読み込んだり、書き出したりすることができます。

①まず「Explorer」で画像やビデオを格納しているフォルダを開いて写真やビデオを選択します。そのままサイドバーに表示している「Phone Drive with USB-C」にドラッグ&ドロップしましょう。これでWindows PCから「Phone Drive with USB-C」にデータを書き出せます。

「Phone Drive with USB-C」からWindows PCへ

反対に、Windows PCに「Phone Drive with USB-C」内の写真や動画を保存する方法を確認しましょう。

①Windows PCに「Phone Drive with USB-C」内の写真や動画を保存するには、「Explorer」のサイドバーで「Phone Drive with USB-C」を選択。もう1つ「Explorer」のウインドウを用意して、画像やビデオを格納したいフォルダも開いておきます。
②「Phone Drive with USB-C」のウインドウで読み込みたい写真やビデオを選択したら、そのまま画像やビデオを格納しているフォルダのウインドウにドラッグ&ドロップしましょう。これで「Phone Drive with USB-C」からPCにデータが読み込めます。

専用アプリ「SANDISK Memory Zone」を使えば、データを自動でバックアップしたり、パスワードで写真を保護したりすることもできる!

ちなみに、「Phone Drive with USB-C」には専用アプリ「SANDISK Memory Zone」も用意されており、事前に設定しておけば、iPhoneやAndroidスマホに本製品を接続するたび、自動で写真や連絡先をバックアップすることも可能です。

更新頻度は、毎日/毎週/毎月のいずれかから選択することができます。また、MacやWindows PC向けの専用アプリも用意されています。データ管理をより便利にするアプリなので、ぜひ活用してみてください。

SANDISK Memory Zone

【開発】
Sandisk
【価格】
無料
専用アプリ「SANDISK Memory Zone」では、iPhoneで撮影した写真やビデオ、さらに「連絡先」内のデータを「Phone Drive with USB-C」に書き込めます。もちろん、「Phone Drive with USB-C」から書き出すことも可能です。
毎回/毎日/毎週/毎月いずれかの中から、バックアップ頻度を選択できます。iPhoneに「Phone Drive with USB-C」をつなぐたび、自動でバックアップされるのは非常に便利。

ちなみに、デスクトップ版の専用アプリ「SANDISK Memory Zone」なら、パスワードで写真を保護することも可能です。詳細は別の記事で解説していますので、以下のボタンから確認してみてください。

なお、モバイルアプリではパスワード保護機能には対応していないので、その点には注意してください。

iPhone、Androidスマホ、Mac、Windows PC。デバイスを問わずデータの共有は簡単! 無事に、れいじ君一家は「Phone Drive with USB-C」で思い出をシェアできました。

これからも「Phone Drive with USB-C」は、れいじ君の大切な瞬間を記録し、家族や友人との絆を深めていく手助けをしてくれるでしょう。れいじ君一家のように、家族がさまざまなデバイスを使っているのなら、マルチに使える「Phone Drive with USB-C」が大活躍すること間違いなしです!

イラスト●まるみや

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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