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[買う]iPhone 8/8 Plus/Xの仕様と料金、SIMについて確認しよう?

[買う]iPhone 8/8 Plus/Xの仕様と料金、SIMについて確認しよう?

さて、どれを選ぶ?

現在、国内で販売されているiPhoneシリーズのラインアップを左の表にまとめました。赤字が、今回新たに追加された機能です。昨年発売の7/7プラスはもとより、6/6s/SEも販売を継続中のため、全8モデルという大所帯になっています。これからiPhoneを購入するならば、その違いをよく理解して、自分に合った最適の1台を見つけましょう。

世代の違いこそあれ、画面サイズは4インチ、4.7インチ、5.5インチ、5.8インチの4種類。一番に使い勝手に直結するこれらのサイズを検討したうえで、その他のスペックを吟味するといいでしょう。また、アップルケア+に加入する際は、それも加味しましょう。

iPhone Xのここに注目!

●カラーバリエーションはシルバーとスペースグレイのみ

●容量が64GBと256GBの2ラインアップ

●Super Retina Dispayを搭載

●iPhone Xのみ、Face IDを搭載

●ホームボタンはなく、顔認証

iPhone 8/8 Plusのここに注目!

●カラーバリエーションはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類

●容量が64GBと256GBの2ラインアップ

●Retina HD Dispayを搭載

●3D Touchのホームボタンを搭載

iPhoneシリーズのラインアップ比較表

 

SIMロック/SIMフリーについて知ろう

どちらがお得?

iPhone 8/8プラス/Xはアップルストアおよびアップル公式サイト、通信キャリアの販売店、家電量販店などで購入できます。購入場所におけるハードウェア仕様上の違いはありません。iPhoneの購入方法として一般的なのは、いわゆる2年縛りでキャリアと契約して購入する形でしょう。この場合、SIMカード(詳しくは後述します)はキャリア限定となり、契約キャリア以外のSIMカードを挿しても通信できない、いわゆる「SIMロック」版のiPhoneになります。

一方、アップルストアおよびアップル公式サイトでは、キャリアを選ばない「SIMフリー版」のiPhoneを購入できます。これは購入時に一括で端末を購入しないとならない代わりに、利用するSIMの制限がなく、ユーザが自由に通信会社を選んで利用できるなどのメリットがあります。

では、どちらを購入するのがお得なのか。それぞれメリットとデメリットがあるので、それぞれの料金を確認しながら比べてみましょう。

 

「SIMロック版」のメリットとデメリットは?

「2年縛り」が基本

通信キャリアでのiPhoneの購入は、基本的に2年間の契約が前提となっています。先述のとおり、SIMロック端末になりますが、その代わり機種に応じた端末代金をキャリアが負担する形でユーザは最低限の月額料金の支払いで利用できること、また購入時にキャリア独自のキャンペーンを受けられるなどのメリットがあります。提供されるサービスに関してはキャリアによって異なるので見極めが必要です。

iPhone 8と8プラス、Xの各キャリアの月額料金(国内通話定額プラン)は、各社ほぼ横並びの状態です。時間制限なしの通話し放題か、5分以内の通話が無料になるライトプランの2種類になります。通話定額プランは、毎月利用できるデータ容量に複数の種類があり、プランによって選べる内容が違うので、注意が必要です。自分の月当たりのデータ量を確認して、最適なプランを選びましょう。なお、下記の各プランの合計金額に、左ページの端末の実質負担金を足したものが月々払う料金の目安になります。

iPhone 8/8 Plus/X各キャリア別最低月額料金表

NTT docomo

ドコモの基本料金プランは3つ。時間制限なしに国内通話無料の「カケホーダイプラン」と、1回の通話が5分以内ならば国内通話無料の「カケホーダイライトプラン」、通話定額なしでシェアパック専用の「シンプルプラン」から選べます。データ定額は、個人向けの「データS~LLパック」(2GB~30GB)、家族でデータ量をシェアできる「シェアパック5~15」(5GB~15GB)「ウルトラシェアパック30~100」(30GB~100GB)が用意されています(シェアする子回線は月額500円の「シェアオプション」加入が必要)。利用年数に応じてパケットパックの割引きが受けられる「ずっとドコモ割」を適用すれば、さらに安く運用できます。iPhoneで適用可能な割引プランは「下取りプログラム」、「家族まとめて割」、「機種変更応援プログラム」、「ドコモのご家族紹介キャンペーン」、「シニアはじめてスマホ割」などが挙げられます。

au

auではこの夏新たに2つのプランが発表されました。データ利用量に応じて定額料が変動する「auピタットプラン」と、20GB/30GBの2種類のデータ定額がある「auフラットプラン」です。これら2プランの中で、通話料に関してさらに3つの料金体系に分かれます。時間制限なしに国内通話無料の「カケホ」と、1回の通話が5分以内ならば国内通話無料の「スーパーカケホ」、通話定額なしの「シンプル」。これらの基本プランとデータ定額がセットで1つの料金表示になっています。また、従来の料金プランにデータ定額サービスを組み合わせる料金プランも残されています。iPhoneで適用可能な割引プランは「iPhone交換プログラム」、「アップグレードプログラムEX」、「auスマートバリュー」などが挙げられます。

SoftBank

ソフトバンクの基本料金プランは3つ。時間制限なしに国内通話無料の「スマ放題」と、1回の通話が5分以内ならば国内通話無料の「スマ定額ライト」、月額基本使用料934円(2年契約加入時)で通話定額のない「ホワイトプラン」です。2つの通話定額プランは、1~50GBのデータ定額と組み合わせる形になります。データ定額プランを「なし」にすることもできます。一方「ホワイトプラン」のデータプランは、利用量に応じて定額料が変動する「パケットし放題 for 4G LTE」と、定額料が一定の「パケットし放題フラット for 4G LTE」(いずれも7GBまで)から選べます。iPhoneで適用可能な割引プランは「下取りプログラム(機種変更/のりかえ)」「半額サポート for iPhone」「機種変更先取りプログラム」「ワンキュッパ割」などが挙げられます。

※上記表は、iPhone 8に機種変更したときの想定月額料金(税別)です。データ定額の種類や、割引オプションなどによって金額は前後します。また、上記金額は原稿執筆時のものですので、最新の情報は各キャリアのWEBサイトを参照ください。

キャリア別端末代金

iPhone 8

iPhone 8 Plus

iPhone X