暗がりで手元を照らしたい!
なるほど、歳をとってはじめてわかったのは、目がどんどん悪くなっていくということ。視力そのものというより、たとえば夜暗くなると見えるものが、若いときよりも圧倒的に少なくなります。
MacBookの場合はキートップが光るのでそこまで不自由しないのですが、手元全体に灯りがほしいときは、電気スタンドが必要です。でも、そのためにわざわざ出してくるのも面倒。しかも、いつもデスクの上でMacを使うとは限らない。そこで便利なのが、この「USBフレキシブルLEDワークライト2(USB Flexible LED Work Light 2)」です。
見た目は「これおもちゃじゃない?」というくらいかわいい商品ですが、手に取ってみると作りは実にしっかりしています。10個のLEDランプが並んでいるライト部分と、USB端子を持つフレキシブルケーブルの2つのパーツから成り立っています。ライトの位置を可変できるフレキシブルケーブルは、曲げや伸ばしが自由自在で照明方向を決めやすい。ライトの先端にある丸い部分を一度タッチすると10個のLEDが灯り、560ルクスを確保。手元をかなり明るく照らしてくれます。もう一度タッチするとLEDが5個に、さらにタッチすると消灯します。
超便利な使い方を発見
消費電力は1.15Wなので、MacBook本体のバッテリ消耗も少なく安心して使えます。もちろん、電源アダプタに接続している場合はより一層安心です。電源アダプタがないときは5個のLEDランプ点灯がいいでしょう。なぜなら5個で十分明るいから。僕の場合は、ひょっとしたら3個のLEDでも不自由はなかったと思います。LEDの付いた円筒パーツ自体も360度回転させることができるので、自由に投射方向を変えることができます。
USB端子に差す以外におすすめなのが、iPhoneユーザなら1個や2個は持っているであろうモバイルバッテリのUSBに差して、簡易的な電気スタンドにすることです。オブジェ感満載ですが、机の上をシンプルに使いたい場合は、意外とこの使い方が便利。最近のモバイルバッテリは持ちもよいので、数時間の仕事なら問題ありません。また、地震や台風などで停電という非常時にも、心強い味方になってくれます。懐中電灯とともに、モバイルバッテリと本製品を普段から用意しておけば、鬼に金棒でしょう。
超便利な組み合わせ
僕のお気に入りの使い方は、iPhone用のモバイルバッテリと組み合わせて、簡易的な電気スタンドにすること。両者の相性は抜群で、これはひょっとして本物の電気スタンドに取って変わるかも。
[SPEC]
【発売】アクト・ツー 【価格】2376円 【Size】36.5(W)×1.5(H)×5(D)mm 【URL】http://tyomac.com/elago2/#ufl2
【その他スペック】
【重量】46g 【備考】消費電力:1.15W、LEDライト個数:10個、明るさ:560ルクス(1タッチ)、270ルクス(2タッチ)、使用素材:ポリカーボネイト、TPU(熱可逆ポリウレタン)
私が紹介します!
古田 誠
毎日新聞記者、和歌山放送、相愛大非常勤講師。ライター歴40年目に。