USBだけの簡単接続
MacBookプロが新しくなり、旧機種のユーザは少なからずショックを受けています。改造派でも、さすがにタッチバーを旧機種に付けることは難しいでしょう。いやいや、第一そんな部品売っていないし、そういう無理満載ではないMacの強化方法はいくらでもあるはず。
たとえば、良い音質を求めようとすると、これはもう外付けスピーカでしょう。Macの内蔵スピーカがどんなに素晴らしい音質であっても、さすがに外付けスピーカには太刀打ちできないと思います。とはいえ、大げさなスピーカは見た目がシンプルなMacに不似合い。存在を主張せず、机の上にさりげなく置けるスピーカがちょうどいい。そこで、私のMacBookエアにふさわしいスピーカとして、「JBLペブルス(Pebbles)」を導入してみました。
JBLのスピーカは、コンパクトでユニークなデザインながら良い音を鳴らしてくれます。昔よく通ったジャズ喫茶のスピーカがJBLで、その音の良さに惚れ惚れし、1杯のコーヒーで半日近く粘ったものでした(遠い目…)。
本製品のポイントは、USBバスパワー対応なので、ACコンセントや電池が不要なこと。MacのUSB端子に、ペブルスのUSBケーブルを差し込むだけで準備OK。あとはMac側が自動認識してくれるので専用ドライバも不要です。
では、早速スピーカを設置してみましょう。MacBookエアを真ん中に置き、左右にJBLのマークが前方になるようにスピーカを置くだけ。スピーカ内側の丸い大型ダイヤルを押せば、JBLのロゴ下に青色LEDが灯ります。シンプルだけど美しい演出ですね。
旧機種のMacも迫力サウンド
13インチのみになったMacBookエアですが、本製品を左右に従えると、迫力満載のサウンドを楽しむことができます。アップルミュージックを楽しむだけでなく、映画などでも臨場感抜群です。
低音域もバッチリ再生
この手の小型スピーカは低音が不足しがちですが、本製品は背面に「スリップストリーム・ポート」という穴が搭載されており、ご機嫌な低音サウンドを提供してくれます。わずかな投資で最高のサウンドに浸ることができます。
しかし、Macにはブルートゥースがあるのだから、その機能を使いたい人もいるでしょう。そんな人には上位機種の「ジャンベ・ワイヤレス(JEMBE WIRELESS)」をおすすめします。こちらは西アフリカの楽器「ジャンベ」をモチーフにしたユニークな形のスピーカです。ともあれ、ペブルスで蘇ったMacBookエア、まだまだ当分手放せないなぁ。
[SPEC]
【発売】ハーマンインターナショナル 【価格】7430円(直販価格) 【Size】78(W)×132(H)×150(D)mm 【URL】http://jbl.harman-japan.co.jp/product.php?id=pebbles
【その他スペック】
【重量】1kg 【備考】カラー:ブラック/ホワイト、音声入力:USBコネクタ×1、外部入力(3.5mmステレオ ミニジャック)×1、使用ユニット:50mm径フルレンジドライバ×2、周波数特性:70Hz~20kHz、音声フォーマット:リニアPC(48khz/16bit)、電源:USB 2.5W、付属品:オーディオケーブル(45cm)×1
私が紹介します!
古田 誠
毎日新聞記者、和歌山放送、相愛大非常勤講師。ライター歴39年目に。