iPhone標準のマップは非常に便利だが、ネットワークに接続されていない環境では利用できない。電波の届かないような山奥に遭難してしまったときには使えないのだ。試しに機内モードにしてマップを開いてみるとよい。

このように、電波が届かないとマップは使えない。しかし、コンパスはこの状態でも、位置情報の表示がなくなるだけで利用可能なのだ。


また、コンパスの示す北の設定は標準だと「磁北」だが、設定で「真北」に変更できる。磁北は方位磁石の示す北で、真北は北極点を示す方向だ。地軸の傾きによって両者にはズレがあり、また、地図は真北をベースに作られているので、地図と合わせてつかうときは真北に設定しておくとよいだろう。

iPhoneのコンパスにはこのほかにも水準器としての機能がある。ここでは触れないが以外と便利なので、機会があれば改めて解説したいと思う。



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