アップルのWEBデザインも支える「美しすぎる日本語フォント」に新製品登場!
本誌読者におなじみのアップルWEBサイト。美しい製品群を引き立たせる軽快なデザインが印象的だが、その一翼を担うのが日本語フォント「アクシスフォント(AXIS Font)」だ。
アクシスフォントが生まれたのは2001年。それまでの和文フォントにはない超細を含む7種類のウエイト(太さ)を持ち、そのモダンで明るいデザインは和文と欧文の相性が良い。通常書体「ベーシック」のほか、長体「コンデンス」、超長体「コンプレス」の3種類の字幅が揃う。こうした独自設計は、限られたスペースでも読みやすく高密度な情報の提示を実現させており、デジタルデバイスへの適用といった次世代の文字の役割をいち早く見据えたものだった。
2014年12月2日、そのアクシスフォントに新製品「アクシスフォントProN」が登場。使用文字の充実を掲げ、文字数の拡張と改定常用漢字への対応が行われた。文字数は既存のアクシスフォントStd(スタンダード)の9354字から6171字増の1万5525字。ルビ用字形や異体字、イタリック、約物・記号などが追加され、対応言語も30言語から78言語に拡大した。発売開始から13年を経て、大幅なアップデートが行われたアクシスフォント。これにより印刷物やWEBデザインはもちろん、多様なデバイス、アプリケーションへの組み込みなどに幅広く対応が可能になるという。価格は1フォント2万5000円より。タイププロジェクトのオンラインショップなどで販売中だ。
長体フォントは効率的に文字を表示できる。こうした設計のあるフォントは珍しい。




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