まずは以下の画像に注目して頂きたい。
このように、パーティション分けが始まったはいいが、エラーが出てパーティションの分割に失敗する場合がある。単純に容量の限界が近くてうまくいかない場合もあるが、空き容量に余裕があっても、失敗することが実に多い。このような場合だと、「いったん内蔵ストレージをすべて消去してOSXから入れ直すしかない…(トホホ)」つい思ってしまうが、対処方法はほかにもある。
パーティション分けが失敗する要因は、「指定した容量の連続したスペースが取れないから」というのが大半だ。そして、空き容量に対して余裕のある容量を指定していても失敗する場合は、「論理的なデータと実際に書き込まれているデータの不整合」であることが多い。よって、これを解決すればよいのだ。
まずはMacをリカバリーモードで立ち上げよう。[コマンド]キーと[R]キーを同時に押しながら起動すると、OS X ユーティリティが起ち上がる。
ここでディスクユーティリティを選択し、ディスクの修復を試みてほしい。大抵の場合、アクセス権の修復も含めたメンテナンス作業をしっかりと行えば、パーティション分けのトラブルは激減する。
これを知っていれば、システムごと入れ直す羽目になって大変だからBoot campのパーティションを消去するのには躊躇する、ということもなくなるはずだ。