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タイムマシンの落とし穴

著者: Mac Fan編集部

タイムマシンの落とし穴

レパードのタイムマシンはとても便利で役に立つ機能ですが、使い方を誤ると、とんでもないトラブルを引き起こします。

先日、知人が「iWebで作っているWEBサイトをちゃんと更新したはずなのに、気づいたら中途半端に古い作成中のページになってしまった」と慌てていました。

なぜ、そんな古いサイト、それも作成中のサイトがアップされるの?と確認したところ、「タイムマシンでライブラリフォルダを復旧した」というのです。

どうやらその際、ライブラリ内に入っているiWebのアーカイブまで、古いものに置き換えられてしまったようなのです。

タイムマシンはクリック1つでデータ復旧できて、とても便利な機能です。

ただし、基本的にファイルやフォルダなど、復旧が必要なものだけを指定して利用する機能です。

深く考えずに、フォルダ全体とか、ボリューム全体を選んでしまうと、すべてが古い物に書き変わってしまいます。

特に、Mac OS Xの「システム」や「ライブラリ」には、非常に重要なファイルが入っているので、手軽に「復旧」すると、復旧不可能なトラブルを起こしかねません。

ま、そもそも、その知人に関しては、なぜライブラリを復旧?という疑問が残るのですが。