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Xbox 360をAirMacにつなげてみた

著者: Mac Fan編集部

Xbox 360をAirMacにつなげてみた

【※マニアック注意※】

MacユーザかつXbox 360ユーザで、Xbox 360をAirMac経由でワイヤレスにしたいという人がどれくらいいるんでしょうか? でも、情報を求めている人にとっては、とっても役に立つと思うんですよ。いつかこの情報を必要としている人のために、ここにひっそりと刻んでおきましょう。…なんか、無人島に残された日記の書き出しみたいですね。

さて、Xbox 360をワイヤレスLANに接続するためには、純正のアクセサリ「Xbox 360 ワイヤレスLANアダプター」というのが必要になります。まずはこれを購入。接続自体は、USBポートに挿すだけと簡単です。問題はこの後。

MacとAirMacでワイヤレスLANを組む際、暗号化規格とパスワードを設定しますよね。暗号化規格というのは、WEPとかWPAといった種類があるアレです。

[ユーティリティ]フォルダにある「AirMacユーティリティ」というアプリケーションでベースステーションの設定を行うと、「WPA/WPA2を推奨します」というメッセージが表示されます。しかし、Xbox 360 ワイヤレスLANアダプターは、このWPA/WPA2の設定に対応しない。XboxとAirMacをつなげるには、WEP規格にしておく必要があります。

次にネットワークのパスワードですが、Mac上で普通に入力したパスワードは、これまたXboxで入力できません。Xboxでは、16進数パスワードという26桁の英数文字を入力しなきゃいけないのです。

では、どんなパスワードをどうやって設定すればいいのか? 結局、AirMacユーティリティで、最初から26桁の16進数パスワードを設定するしかないんです。

AirMacユーティリティで、16進数パスワードを設定するためには、文字列の先頭に[$]マークを入れます。例えば、[$12345678901234567890123456]みたいな感じです。このパスワードでネットワークを設定しておきます。文字数は、$マークを除いて26文字きっかりにしましょう。

Xbox側では、[$]マークは不要です。上の例でいえば[12345678901234567890123456]と入力します。

これで…これでやっとXboxをワイヤレス接続できます。

ルータとXboxが離れている我が家もこれで安心。思いっきりネット対戦したり、マーケットプレイスでネット限定アイテムをゲットできるって寸法ですよ。

この苦労と感動、わかる人にはわかってほしい…。

※使用環境:AirMac Extremeペースステーション、MacBook(AirMacユーティリティのバージョンは5.2.2)