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【実機レビュー】HyperPack Pro バックパック

著者: 小枝祐基

【実機レビュー】HyperPack Pro バックパック

HyperPack Pro バックパック

私が検証しました!

小枝祐基

PC、Mac、家電・デジタルガジェット周りを得意とするフリーライター。著書に『今日から使えるMacBook Air & Pro』(ソシム)、『疲れないパソコン仕事術』(インプレス)など。

[SPEC]

【発売】ロア・インターナショナル

【価格】2万9800円

【主な仕様】[サイズ(W×H×D)]約310×490×150mm、[容量]22L、[素材]CORDURA 1260デニール、[位置情報モジュールの通信可能距離]10~20m(室内)、30~50m(屋外)、[位置情報モジュールのスピーカサウンド]90~100dB、[付属品]位置情報モジュール用ボタン電池、[URL]https://www.hyperjapan.jp/products/hp10056

使い勝手のよさが光る「探す」対応バックパック

これまでショルダーバッグでMacBookを持ち運んでいましたが、肩や腰への負担が大きいため荷物を減らさざるを得ませんでした。しかし、持ち出すのをあきらめた周辺機器が出先で必要になって後悔することも。

そこで、収納力抜群の「ハイパーパック・プロ(HyperPack Pro) バックパック」をメーカーさんにお借りして、リュック生活を体験してみることに。せっかくならと、MacBookを持ち出して小旅行をしてみたところ、想像以上に快適でした。

まず、本製品は3気室構造(メインの収納スペースが3箇所あること)です。背中側にノートパソコン用の収納スペース、中央にメインスペース、外側に周辺機器やガジェットの収納スペースが用意されており、これらがクッション性の高い仕切りで区切られています。

さらに、中央のメインスペースにはモバイルバッテリを収納するポケットがあるほか、各スペースを横断するようにケーブルホールが配置されています。これらを活用すれば、中央のスペースに収納したモバイルバッテリからほかのスペースにケーブルを伸ばして、デバイスをバックパックから取り出さずに充電できるわけですね。バックパックがそのまま“充電ステーション”になることで荷物があちこちに散らばりにくいですし、デバイスやケーブルを置き忘れる失敗も減らせます。

また、バックパックの天面にアップルの「探す」対応モジュール(ボタン電池式で購入時に付属)を搭載するのもポイントです。iPhoneで簡単に初期設定を行えますし、一度設定しておけば万が一の紛失・盗難の備えになります。

品質と安定感もかなり満足できた!

今回は1泊2日の小旅行で、MacBookとiPhone、エアポッズ(AirPods)、それらの周辺機器(充電アダプタ、ケーブル、モバイルバッテリ)に加えて、1泊分の着替えと水筒、小物類などを入れて持ち運んでみました。

実は、なにも入れない状態でバックパックを片手で持ち上げてみたときは重量感が気になっていたのですが、実際に荷物を入れて背負ってみると予想していたほどの重さは感じませんでした。というのも、まず肩ひもが7センチ程度と太めで肩に食い込まず、負荷もバランスよく分散されるのが効いているようでした。また、背当てにはクッションが効いていて柔らかい一方、ランバーサポートのように背筋が伸びる感覚もありました。さらに、厚みのある生地や補強のおかげか、荷物をあれこれ入れても型崩れしにくく、後ろに引っ張られるような感覚もありませんでした。

〝バッグと荷物は軽いほうがよい〟という固定概念がありましたが、これが見事に覆えされました。この製品のように“バッグと荷物が重めでも持ち運びは楽”な製品もあるんですね。

【POINT】合計20個のポケットを搭載!

本製品は3気室構造で、大小さまざまなポケットが合計20個も用意されています。特に、外側の収納スペースには合計8個のポケット(裏地付きの大きなものから小物用まであります)が備わっており、ガジェットを収納するのに最適です。

【POINT】「探す」対応でセキュリティも安心

本製品は3気室構造で、大小さまざまなポケットが合計20個も用意されています。特に、外側の収納スペースには合計8個のポケット(裏地付きの大きなものから小物用まであります)が備わっており、ガジェットを収納するのに最適です。

検証報告

□3気室構造かつ合計20個のポケットを採用。収納スペースを横断するように配置されたケーブルホールも便利です!

□重量感はあるものの、型崩れせずにバランスよく背負えます。重さと疲れにくさは必ずしも比例しないことに気づきました!

製品貸与●ロア・インターナショナル