Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

ついに日本でもApple Music Classicalが登場!

著者: Mac Fan編集部

ついに日本でもApple Music Classicalが登場!

Hello everyone! Mac Fan編集部の中臺です。

来週1月24日から、ついに日本でも「Apple Music Classical」がリリースされることになりました。Apple Music Classicalは、Appleがクラシック音楽を聴くために設計したアプリ。Appleのファミリーサブスクリプションという位置付けなので、すでにApple Musicを使っている人は追加料金なしで利用できます。

写真●apple

配信される楽曲は通常のApple Musicと同じですが、Apple Music Classicalは音楽を視聴するだけでなく、作曲家の歴史を知れるコンテンツがあったり、作曲者・作品・指揮者ごとに音楽を検索できたりと独自の機能を備えます。ということで今回は、アプリのリリースに先立ち、クラシック好きの私が選ぶぜひ聴いてほしい楽曲を2つご紹介します!

①「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」辻井伸行 & 佐渡裕

一度聴いたら、優しいフルートの音色が耳から離れなくなる1曲です。高度な演奏技巧が要求され、ピアノの難曲として知られる楽曲ですが、辻井伸行さんの演奏は流れるように滑らかで、安心感があり、伸びやかで、聴くたびにうっとりします。

②「リスト:愛の夢 第3番 S541/R211 – Nocturne in A flat major」:イェネ・ヤンドー

華やかで美しい面と、力強さを併せ持つ1曲です。この曲はもともと歌曲として書かれた作品で、のちにフランツ・リストがピアノ版として編曲しています。そのフランツ・リストというのはピアニストであり、作曲家であり、さらに指揮者もしていた人で、また顔がとても美しかったため、彼がピアノを弾くと女性客は次々と失神したのだとか(笑)。イェネ・ヤンドーさんの正確かつ大胆な演奏が、楽曲の流麗さを引き立てます。

Apple Music Classicalでは、これらの楽曲を最大 192 kHz/24 ビットのハイレゾロスレスで楽しめるほか、何千ものトラックをドルビーアトモスによる空間オーディオで視聴できます。クラシック音楽を聴きたい人にとっても、作曲家や楽曲の背景を知りたい人にとっても、Apple Music Classicalは大満足のアプリになるのではないでしょうか。気になる方はぜひ、24日にアプリをインストールしてみてください!

Apple Music Classicalが登場

https://www.apple.com/jp/newsroom/2023/03/apple-music-classical-is-here/

【中臺さや香/Mac Fan】

Apple Music Classical

【開発】Apple

【価格】無料

【場所】App Store>ミュージック