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「CP+2019」で見つけたAppleユーザ注目の新製品

著者: 山田昇

「CP+2019」で見つけたAppleユーザ注目の新製品

「CP+2019」(シーピープラス)が2019年2月28日~3月3日にかけて開催された。カメラと写真の祭典として知られるイベントだが、最近ではMacのみならず、iPhoneやiPad関連製品の展示も豊富。ここでは、その中からAppleユーザ注目の製品をいち早く紹介していこう。

とても小さな「DS619slim」

Synologyは2.5インチドライブ用6ベイNAS「DS619slim」を展示していた。とても小さい筐体で、CPUはCeleron J3355を採用し、メモリはDDR3Lを標準2GB、最大6GB搭載、Gigabit Ethernet x2個搭載となる。

デュアルレンズケース「ShiftCam 2.0」

グレイスリンクス・エンタープライズは、香港ShiftCamの6イン1デュアルレンズを備えたiPhoneケース「ShiftCam 2.0」を出品。今回、ShiftcamのBenson Chiu CEOが来日し、Shiftcam 2.0は、ブラックカラーのケースしかないが、他のカラーバリエーションを発売する予定はないのか?と質問したところ、2019年5月頃になれば、新しい情報が出せると思うと話した。

3740万画素フルサイズ「ZEISS ZX1」

カールツァイスは、レンズ一体型フルサイズデジタルカメラ「ZEISS ZX1」を展示。3740万画素フルサイズセンサを搭載したAndroidベースのデジタルカメラで、35mm F/2のZEISS Distagonレンズを搭載している。現像ソフトウェアとして「Adobe Photoshop Lightroom CC for Android」を搭載しているのが特徴だ。日本での発売は、海外発売が開始されてから1四半期ほど遅れての発売となるようだ。

新コンセプトカメラ「Telephoto Camera」

キヤノンは、Lightning接続の100mm/400mmデジタルカメラ「Canon Multi functional Telephoto Camera」を披露。Lightning接続で利用するデジタルカメラだが、それを実体験出来るよう3Dプリンタで作られた大型モデルにEVFを追加したモデルで体験することができるようになっていた。仕組みは、本体上部にある100mm/400mmを押すことで瞬時に切り替えることが可能だ。

写真管理機能で便利に!「Luminar 3」

Skylum Softwareは高機能画像編集ソフトウェアとして知られる「Luminar 3」を展示していた。RAW現像機能も備え、AIが自動で最適な画像に編集してくれる。新たに写真管理機能が追加されたことで、写真管理から高度な仕上げまでを、Luminarだけでこなすことが可能だそうだ。

USB-C接続に対応! 新「ColorEdge」

EIZOは、USB PD/60W&USB-C接続対応のColorEdge 27.0型モニタを参考展示。解像度は2560×1440ピクセルで、背面ポート仕様はCG279Xと同じデザイン、DVI端子、DisplayPort端子、HDMI端子、モニターコントロール用USB-Bアップストリーム、USB-Aダウンストリーム x2個搭載していた。

iPhone用カメラグリップ「Pictar Pro」

エム・エス・シー海外事業部は、My Miggo GroupのiPhone用カメラグリップ「Pictar Pro」をお披露目。これまでのPictarシリーズは単三形乾電池2本で動作していたが、Pictar Proは、1400mAhのバッテリ内蔵式に変更されるそうだ。また、Pictar Proの上位モデルは、マウントの内側にQiワイヤレス給電機能が搭載される予定だ。

高速化を果たしたドライブ「SanDisk Extreme PRO」

サンディスクのUSB-Cフラッシュドライブの2TBモデル「SanDisk Extreme PRO」。独自のNVMeテクノロジーを搭載し、最大読み出し速度 550MB/sから最大読み出し速度 1GB/sへと大幅にアップしている。また、新しい、Lightning接続USBメモリ「iXpand Smart Flash Drive」も展示していた。