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Ankerの高級スピーカ「Soundcore Model Zero」

著者: らいら

Ankerの高級スピーカ「Soundcore Model Zero」

高級感を押し出したモデル

アップルミュージック(Apple Music)が始まってから、私の音楽ライフは一変。もともと音楽鑑賞は好きでしたが、お気に入りのアーティストだけでなく、クラシックなどの別ジャンルも聴くようになりました。先日も映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞した帰りに、さっそくアップルミュージックでクイーンのプレイリストを再生したほどです。

初めてクイーンに触れたのは、子供の頃見ていたNHK教育テレビ(現Eテレ)の「ハッチポッチステーション」という番組でした。クイーンの曲と日本の童謡をマッシュアップして子ども番組で見せる教育テレビのアグレッシブさ、すごくないですか…って、このままだとクイーンの思い出を語るページになってしまいそうなので、そろそろレビューします。

アンカー(Anker)といえば、“コスパの良さ”が人気のメーカーで、数千円台で買えるワイヤレススピーカが揃っています。しかし、この「サウンドコア・モデル・ゼロ(Soundcore Model Zero)」は、2万円近い価格設定で高級感を全面に押し出したモデル。パッケージや同梱のクイックスタートガイドにはアーティスティックなデザインが描かれており、こちらもセッティングに気合いが入ります。

ボタン1つで低音アップ!

本体中央には[BassUp]ボタンがあり、1クリックで簡単にバスブーストをかけられます。電源ボタンは「Soundcore」のシンボルマークになっていて遊び心があります。

バッグのように持ち運ぼう

「ブーン」というサウンドコアシリーズの起動音も、いつもより立体的で重厚な感じ。これを聞いただけで、「これまでのシリーズの製品と違うな」とすぐわかります。本製品はサウンドコアシリーズで初めて、デンマークのスキャン・スピーク社設計のドライバを搭載。クリアでバランスがよく、長時間流していても疲れず心地よく音楽を楽しめました。

もう1つの特徴は、ドーナツ型のようなユニークなデザイン。素材も安っぽさはなく、ブラックのフォルムが重厚感を醸し出します。インテリアのアクセントにしたいけれど、カラフルでポップなスピーカのデザインは避けたいという人にぴったり。また、上部は持ち手になっていて、バッグのように手軽に持ち運べます。さらにボディはIPX5の防水機能を備えており、パワフルな音質ながら内蔵バッテリによる最大10時間の連続再生が可能です。

本製品で聴くクイーンはもちろん最高。あとはハッチポッチステーションのアルバムがアップルミュージックで配信されることを願うばかりです。
 

持ち運びはバッグのように

ユニークなデザインを採用した本製品は、上部が持ち手になっているので、部屋を移動して聴きたいときも持ち運び楽々。また、同梱物には、電源アダプタ、変換プラグ、クイックスタートガイド、安全マニュアル。18カ月の保証がつきます。

アプリを使えば音質を調整可能

Soundcoreアプリを使えば、イコライザを変えたり、本体の音量ボタンをスキップボタンに変更できたりと、カスタマイズが可能。iPhone上で音量を調節するのも簡単にできます。

[SPEC]
[ハイレゾ対応Bluetoothスピーカ]Soundcore Model Zero
【発売】アンカー・ジャパン
【Size】約256(H) × 240(W) ×128(D)mm
【価格】1万9800円
【URL】https://www.ankerjapan.com/item/Z5180.html?

【主なスペック】
【重量】約2.0kg【備考】入力:15V = 3A、出力:最大60W (15W×2+15W×2)、バッテリ容量:6700mAh、伝送距離:約20m、同梱物:電源アダプタ、変換プラグ×2、クイックスタートガイド、安全マニュアル

私が紹介します!
らいら

ITトレンドライター&エディター。Apple Musicで音楽漬けの毎日。 Twitter @lyrahm