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【体】いろんな方法で健康な毎日を!

友だちと運動を競えるから、ダイエットが捗る!

笠井美史乃

ライター。初代から4に買い替えたらいろいろ速すぎてめまいがします。

 

Apple Watchユーザなら、アクティビティの進捗は毎日気になりますよね。ダイエットに役立てるのに最適とわかってはいるんですが、継続するにはなかなか精神力が必要です。たまにApple Watchが励ましのメッセージをくれても、それほどモチベーションは上がらず、諦めがちになってしまいます。

そこで、私は家族や友人とアクティビティを「共有」しています。共有相手とはお互いのリングの進捗状況を確認できるので、自分がサボっていると相手にバレてしまいます。さらに、誰かがリングを完成させたりワークアウトを完了すると、それが逐一通知されるのでますます「ヤバい!」という気持ちに。無言の圧力が効くんです。

ちなみに、共有中の相手とは「競争」機能でアクティビティの成果を競うこともできます(watchOS 5以降)。これはリングの完成度を数値化して、7日間のトータルで成果を競い勝敗を決めるというもの。「ダイエットは仲間を作るのがコツ」だといいますから、皆さんも身近な人を誘ってみては?

iPhoneの「アクティビティ」アプリに相手の活動状況が表示されます。共有相手の追加は右上の[+]をタップして行います。

「競争」はアクティビティリングの目標達成度をポイント化し勝敗を競う機能。1セット7日間で勝者を決定します。

カロリー計算は裏切らない! 消費だけでなく「摂取」も記録

山下洋一

ライター業は体が資本、Apple Watchは2台持ちで24時間装着。

 

NHK『みんなで筋肉体操』の「筋肉は裏切らない」は至言ですが、その裏切らない筋肉をつけ、裏切る脂肪とどうやっておさらばするかが難しいんですよね。ダイエットの基本は正しい食事と運動。結局、信頼できるのは古くからあるカロリー計算と継続的なトレーニングだと思います。「それがツラい!」と言う人もいるでしょう。でも、「今日残りの食事を1000キロカロリー以内に抑えたら今週0.5キロ痩せられる」という具体的な予測を示されたらどうでしょう。頑張れると思いませんか?

Apple Watchには、運動量や消費カロリーの記録機能が標準で組み込まれています。そのため「消費」については使いこなしている人が多いと思いますが、逆に「摂取」の管理にも活躍するんです。食事ログとカロリー計算をサポートするアプリ「MyFitnessPal」を使うと、画面をタップするだけで食事の簡単なメモが取れ、その日の摂取状況を一目で確認できます。正しいカロリー計算によって明確な予測が立ち、ちゃんと実行したら予測どおりの結果が出ます。データは裏切りません!

今日の残りの食事を何カロリーに抑えるべきか、炭水化物やタンパク質の摂取量などを一目で確認できます。

食事とともに大事な水分の摂取。飲んだ水の量も画面をタップして簡単に入力できます。

MyFitnessPal

【開発】MyFitnessPal.com

【価格】無料

【場所】App Store>ヘルスケア/フィットネス

睡眠不足の生活を「AutoSleep」で改善!

松山茂

猫とカメラをこよなく愛するライター。Apple Watchは初代から愛用。

 

夜中の3時近くにならないと眠れないくせに、朝は8時にしっかり起きてしまう。そんな生活を数十年続けてきた私ですが、最近、家族に迎えた猫たちがすぐに布団に入りたがる。それじゃ一緒にと、早い時間から寝床に入るようになったのを機会に、睡眠の長さや質を見直そうとApple Watchで使い始めたのが睡眠分析アプリ「AutoSleep」です。

最初はちゃんと測定できるのか疑心暗鬼でしたが、データを見ると案外正確なことにビックリ。Apple Watchを着けたまま眠るだけで、良質な睡眠や深い睡眠がどれくらいの時間取れているのか、また眠っているときの心拍数も同時に記録されます。

案の定、私は良質な睡眠時間が極端に短いのがわかり、早寝早起きの生活に変えることを決意しました。そんなこんなで、できるだけ8時間睡眠を取れるように生活のリズムを改善中。睡眠時間が短かったり深い睡眠時間が短かったりした翌日は、できるだけ早めに寝るように心がけるなど、以前の私には考えられなかったことです。おかげで最近は朝の目覚めもスッキリですし、午前中の作業効率が良くなったような気がします。

使い方はApple Watchを着けて眠るだけ。昨日の夜は仕事が忙しくて睡眠時間はわずか2時間。今日は早めに寝なくちゃ!

良質な睡眠時間や心拍数なども記録。ここ最近は意識が変わったことで、目標に設定している8時間睡眠の達成率もアップしています。

AutoSleep

【開発】Tantsissa

【価格】360円

【場所】App Store>ヘルスケア/フィットネス

2019年こそ運動!ジムマシンと連係してワークアウト

らいら

ITトレンドライター。初代からの歴代Apple Watch愛用者。

 

Apple Watchを着けてスポーツジムで運動すると、どうしてもマシンと計測データにズレができてしまうんですよね。開始/終了ボタンを押すタイミングがそれぞれ違うし、そもそも運動データの計測方法が違いますし。でも、Appleの「GymKit」対応マシンを使ってみると、その不満が解消されてびっくり!

GymKitとは、Apple Watchとジムの有酸素運動器具を接続して、運動データをシームレスに同期するシステムです。ペアリングは、マシンのリーダにApple Watchをタッチするだけ。マシンの終了ボタンを押せば自動的にペアリングが解除され、Apple Watchには正確な運動データが残ります。

また、GymKitで連係すると、Apple Watchでスタートボタンを押し忘れても勝手にワークアウトアプリが起ち上がって計測を始めてくれます。デバイス側の操作をとことんなくしてくれるので、ジムでの運動がいつもより楽しくなります。ANYTIME FITNESS 恵比寿店などで体験できるので、皆さんも運動習慣のきっかけにしてみては?

画面の指示に従うだけで、誰でも簡単にApple Watchとジムのマシンを連係できます。あとはいつもどおり走るのみ!

トレッドミルと接続するとApple Watchに設定画面が表示されるので、ランニングかウォーキングを選んで走り始めます。

運動を終えると、自動的に接続が解除されてApple Watch側にワークアウトの記録が残ります。

「心拍数」をチェックするだけでランニングの効果アップ!

氷川りそな

システム構築からSF小説のネタ出しまで手伝う雑食系ライター。Apple WatchはSeries 3を使用中。

 

Apple Watchと一緒にランニングを始めてそろそろ1年。我ながら「よく続いているな」と思っているんですが、当初はかなり挫けそうでした。そもそもランニングって「どうすれば上達するのか」がよくわからないんですよね…。それを助けてくれたのが、後輩のアドバイスだったんです。

運動はその日の体調に大きく依存するので成果に波があって当然で、タイムなどを目安にするのは難しいそうです。むしろ指針としては充分なトレーニング負荷がかかっているかどうかをチェックするのがいいそうで、目安としては「心拍数(BPM)が170~180前後」なんだとか。

言われてみれば確かにApple Watchのランニングワークアウトって、心拍数が常に表示されてるんですよね。このアドバイスをもとに170BPMを目安にだいたい3日に1回、30分のランニングを続けていますが、徐々に体力がつきペースも少しずつ向上しています。

本格的なランナーを目指しているわけではないのでこれ以上追い込むつもりもありませんが、就寝前にこれくらいの運動をすると寝つきもいいですし、おすすめです。

ワークアウト後は心拍数の回復ペースをチェック。心肺機能が向上すると戻りが早くなる…らしいです。

走っている間、Apple Watchの画面で注目するのは心拍数のみ。平均ペースは気が向いたら最速を狙いますが、体調次第でしょうか。

Apple Watchはこんなことにも使える!

あなただけの専属コーチに

ランニング初心者から上級者まで、自分のレベルに合ったプログラムを組むのは悩みのタネでしょう。「Nike Run Club」アプリでは、目標値などを登録すると、その人に合ったプログラムを提案してくれます。あとは音声ガイドに沿って走るだけです。

パズルで心を落ち着かせよう

iOSアプリ「Unwind Me」は、Apple Watchの心拍センサと連動したパズルゲームです。ユーザの心拍数に合わせてゲームのスピードが可変するので、プレイしているだけで自然とリラックスできます。Apple Watchにはユーザの心拍数が表示されます。

呼吸を整えてストレス軽減

わずかな休憩がストレス解消に大いに役立ちます。Apple Watchの「呼吸」アプリは1分間の深呼吸を促し、ちょっとしたときにリラックス効果をもたらしてくれます。仕事などのストレスを瞑想によって軽減したい人には「マインドフルネス」アプリもおすすめです。

運動後何日経ったかを表示

健康体を目指して運動を始めてみても、結局三日坊主になってしまうんですよね。「Hindsight」は、登録した項目を最後に実行してからどれくらいたったかを記録できるアプリ。「前回のランニングから何日経過」ということを示して、お尻を叩いてくれるのです。

運ちょっとした散歩を自動記録

仕事の移動中の徒歩区間など、しばらく運動状態が連続しているとApple Watchはそれを検知して「ワークアウト」として記録してくれます(watchOS 5より)。ちょっとした散歩もどんどん記録して、正確な運動量を計測しましょう。

運オレ流筋トレメニューを作成

「ワークアウト」アプリにはランニングやスイミングの項目はあっても、筋トレ用の項目がありません。筋トレの場合は[その他]の項目として記録しておき、終わったら名前をつけるといいでしょう。次からはその項目を利用して記録できるようになります。