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[上級]これが解ければ一人前!? Macアプリのディープな問題を出題!?

[上級]これが解ければ一人前!? Macアプリのディープな問題を出題!?

上級問題 ?

Q アプリ内課金を行うとどんな機能が追加される?

優れた使い勝手を提供する無料アプリはたくさんありますが、さらに快適・便利に使える機能が有料で提供されていることも。その違いを皆さんはどれくらい知っていますか? アプリを有料課金すると追加される機能を選んでください!

[1]Day One

【開発】Bloom Built Inc

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>ライフスタイル

次世代のジャーナル(日記)ツールとして高い支持を得ている定番アプリです。日記として日付や文章、写真といったものを残していけます。シンプルなデザインで書きやすさ・読みやすさも優れており、操作性もピカイチ。位置情報や天気、タグ(キーワード)といったメタ情報も日記に追加すれば、あとから検索しやすくできます。iOS用の同名アプリもリリースされているため、日記を同期することも可能です。

シンプルなユーザインターフェイスながら、日記ツールとして充実した機能を兼ね備えています。

3900円/年でアップグレードすると?

(A)製本サービスを受けられる

(B)PDFやテキスト、JSON形式で書き出せる

(C)エントリーごとに載せられる写真の上限がなくなる

[2]Display Menu

【開発】Milch im Gemüsefach

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>ユーティリティ

メニューバーからディスプレイの解像度を素早く変更できるユーティリティです。Retinaディスプレイを搭載したMacBookでは「システム環境設定」からは6段階の解像度しか選べませんが、このアプリを使えば多彩な解像度を選択できます。もちろん、プレゼンテーションなどで用いる外部ディスプレイの操作も変更可能。シチュエーションに合わせて柔軟にディスプレイの作業領域を変更したい人にとっては必須のアプリでしょう。

Retina搭載モデルは、「システム環境設定」でスケーリング解像度しか選べませんが、このアプリを使えば等倍表示が可能になります。

240円でアップグレードすると?

(A) iPadやiPhoneをディスプレイとして使用できる

(B) Retina(HiDPI)解像度をサポートする

(C) 4K解像度のAirPlayが可能になる

[3]Sparkle, Visual Web Design

【開発】River SRL

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>グラフィック&デザイン

プログラミングや専門知識がなくても、手軽にきれいなWEBサイトを作成したい。そんなニーズに応えてくれるのがこのアプリです。macOSの流儀に即した統一感のあるインターフェイスによって使い勝手も抜群で、誰でも直感的にページデザインができます。WEBフォントやアニメーション、ワイヤーフレーム構造やモバイルデバイス対応といったモダンな仕様にも対応する本格ツールと評価できるでしょう。

WEBデザインツールながらmacOS専用に開発されており、軽快に動作するという魅力があります。

1万800円で有料アップグレードすると?

(A)複数のWEBサイトへの書き出しが可能になる

(B)作成できるページ数に制限がなくなる

(C)ウォーターマークがつかなくなる

[4]Polarr Photo Editor

【開発】Polarr, Inc.

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>写真

「Photo Editor」の名前が示すとおり、写真の編集機能に大きく特化したアプリです。その専門性は非常に高く、たとえば調整機能では色味や明るさ、シャープネスといった一般的なツールだけでなく、トーンカーブやHSL(色相・彩度・輝度)によるチャンネルごとの操作、さらにはレンズ歪みの補正といったハイエンド向けツールまで搭載されています。無料でこのクオリティの高さは驚異的です。

シンプルなUI、豊富な機能、そして高速で軽快な動作レスポンスと三拍子が揃った本格アプリです。

2500円でアップグレードすると?

(A)レイヤー機能が追加される

(B)フィルタ機能が追加される

(C)マスク機能が追加される

[5]Agenda

【開発】Momenta B.V.

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>仕事効率化

Agendaは、タスク管理機能を併せ持った新しいタイプのメモアプリです。メモをプロジェクトやカテゴリごとに分類・束ねて表示させたり、期限や優先度、さらには参加者の割り当てなど、メモにとどまらない多機能さが魅力。ビジネスで使う人ほど手放せなくなる、万能手帳ともいえる存在でしょう。複数のMac間での同期や、iPhone、iPadとも同期できます。

プロジェクトで複数のメモを一覧で表示できるのは、ほかのアプリにはないユニークで便利な機能です。

3000円/年ででアップグレードすると?

(A)カレンダーにイベントが作成できる

(B)「メモ」アプリと同期できる

(C)リマインダーと同期できる

[答え][1]:C、[2]:B、[3]:A、[4]:C、[5]:A

[6]Pocket

【開発】Read It Later, Inc

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>ニュース

気になるWEBサイトの記事をあとで読めるように保存しておけるアプリです。普段使うブラウザに機能拡張(もしくはブックマークレット)として追加してワンクリックでページを保存したり、メールで送信したり、多彩な手段でWEBサイトの情報をストックしておけます。使えば使うほどどんどん手放せなくなる、Macの定番アプリの代表格です。

インターフェイスの使いやすさや、ページの読みやすさはとても秀逸。Safariのリーディングリスト以上とも評価できます。

4500円/年でアップグレードすると?

(A)ほかのデバイスと同期できるようになる

(B)表示するフォントのサイズや種類を変更できる

(C)保存したWEBのコピーをアーカイブする

[7]Trello

【開発】Trello, Inc

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>ビジネス

公私に関わらず、ものごとを進めていくうえでやらなければいけない「タスク」は多岐に渡るもの。メモやリマインダーなどでタスク管理をするも上手くいかない…そんなあなたにおすすめしたいのがこのアプリ。複数のカラムで分類しながらその中にカードスタイルでタスクを追加していくデザインが特徴です。期限や担当者、チェックリストを作成したり、ラベル付けができたり、豊富な支援機能が備わっています。

終わったタスクはアーカイブしておくことで、完了確認やタスクの再開なども可能です。

1人あたり1200円/月でアップグレードすると?

(A)無制限のチームの作成

(B)リアルタイムの通知機能

(C)無制限のアプリ連係

[8]Evernote

【開発】Evernote

【価格】無料(App内課金あり)

【場所】Mac App Store>仕事効率化

「あらゆるものを記録しておく」をテーマに作られたノートアプリの定番。アイデアのメモ書きからボイスメモ、写真、WEBページなどさまざまなタイプのデータを取り込むことができる柔軟性が魅力です。加えて、複数のノートブックに分けたり、タグ付けや検索による管理が可能など、その完成度の高さは老舗ならでは。個人で使っても便利ですが、グループで使えばノートを共有したり、リマインダーを設定したりと、タスク管理なども可能です。

シンプルなユーザインターフェイスながら、日記ツールとして充実した機能を兼ね備えています。

5200円/年でアップグレードすると?

(A)名刺をスキャンして連絡先ノートを作成

(B)無制限のファイルアップロード

(C)AIによる画像のタグ付け

[答え][7]:C、[7]:C、[8]:A