壁紙を時間ではなく「天気」に合わせて切り替えたい
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天気HDで解決!
今の天気が一目瞭然
macOSモハベには、デスクトップの壁紙が時刻に合わせて変化する「ダイナミックデスクトップ」機能が搭載されました。これは単にタイマー設定で切り替わるのではなく、季節ごとの日の出/日没時間に応じてシーンを切り替えているため、実際の遷移とバッチリ合うように設計されています。でも、中には「外は雨が降っているのに、壁紙が快晴のモハベ砂漠っていうのもなぁ…」と違和感を覚える人もいるかもしれません。
そこで活用したいのが、デスクトップの背景を現在地の天候に合わせて自動で切り替えてくれる「天気HD」です。このソフトを使うことで、窓の外を見ることなく今の天気を知ることができます。しかもこの背景、静止画ではなくビデオなので、ビーチの波、空の雲、雨の滴、雪の結晶などのわかりやすい表示とともに、今日の日付と天気、気温、3日後までの天気予報を確認できます。
これらはあくまでも壁紙なので作業中はほかのウインドウで隠れてしまいますが、「ホットコーナー」を設定しておき瞬時にすべてのウインドウを隠せば、いつでもサッとデスクトップを表示することが可能です。さらに、ドックのソフトアイコンをクリックすると、現在の体感気温や風速、風向き、雨量、湿度、日の出/日没時刻などのより詳しい情報を表示できます。
デスクトップやフォルダをきれいに整理したい
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Folder Tidyで解決!
項目を自動でフォルダ分け
Macでファイルを保存するとき、「とりあえずデスクトップに保存する」という人は多いと思います。デスクトップに置いておけば、普段アクセスしやすいのはもちろん、アイクラウド・ドライブ経由で別のデバイスからも開くこともできて便利ですよね。
ただし、これだとデスクトップが散らかりやすいうえに、設定によってはアイクラウド・ドライブの容量を圧迫してしまいます。macOSモハベの「スタック」機能を使えばデスクトップはスッキリしますが、そこに大量のファイルが存在することに変わりありません。
そのため、アイクラウドの残容量が気になる人は、デスクトップや[書類]フォルダには必要最低限のファイルしか置かないのがベターでしょう。…とはいえ、いつのまにか増えてしまう大量のファイルを手動で整理するのは大変です。そこでおすすめなのが、指定したフォルダ内の項目を1クリックで自動的に分類してくれる「Folder Tidy」です。
移動先に指定した場所には、種類別(ソフト、書類、画像、動画、フォルダなど)のフォルダが自動生成され、元のファイルはそこに素早く分類されます。また、最後に開いた日、更新日、作成日、名前、容量、拡張子、タグなど複数の条件を組み合わせた「ルール」に従って分類したり、任意の項目を分類対象から除外したり、あるいは移動先に日時フォルダを作成するオプション機能もあります。
分類が完了!
整理するフォルダの項目は、移動先に自動生成される種類別のフォルダに分類されます。ダイアログでは分類の所要時間も表示されます。ちなみに筆者の例では、222項目がわずか3秒で分類されました。
こっちのソフトもいかが?
「ゴミ箱」の項目は、空にするまではいつでも取り出せるので、万が一というときに便利です。でも、あまり溜めすぎるとストレージを圧迫してしまいます。「Better Trash」は、ゴミ箱を指定した間隔(毎日、毎週、2週間、毎月、2カ月)、あるいは指定した容量を超えたときに自動で空にします。また、ゴミ箱を空にできない際に強制的に空にしたり、外部ボリュームのゴミ箱だけを空にしたり、機密ファイルを完全消去する機能もあります。
Mac App Store新着ソフト
注目の便利ソフトが盛りだくさん!
作業の合間にストレッチしてリラックス
長時間Macでの作業に没頭していると、首や肩、腰、目などが疲れませんか? そんなときは定期的に作業を中断し、ストレッチするのが効果的だそうです。「Standup」は、一定時間おきにバナー通知でストレッチを促してくれるソフト。作業時間は10分~90分の間、ストレッチは5分~30分の間でそれぞれ設定可能です。経過時間はメニューバー上でいつでも確認できます。
写真をおしゃれなレイアウトで壁紙に
好きな人物やペット、美しい風景など、お気に入りの写真をデスクトップの背景に設定している人は多いでしょう。複数の写真を見栄え良く飾りたいなら「PhotoDesk」の出番です。あらかじめ登録した複数の写真を、おしゃれなレイアウトで飾ることができます。レイアウトは100種類のテーマとして用意され、指定した時間ごとに写真を自動的に入れ替えたり、テーマを変更したりも可能です。
WEB上のフォントを素早く確認
デザインをしている人やフォントが好きな人なら、WEBページ内の文字を見て「このフォントって何だろう?」と気になることがありますよね。「WhatFont」は、WEB上のテキストにマウスカーソルを合わせるだけで、そのフォントの種類を教えてくれるSafari機能拡張ソフトです。文字をクリックすると、フォントファミリーやスタイル、太さ、サイズ、行の高さ、カラーなどもわかります。
スクリーンショットを自動で連続撮影
作業状況を保存する場合などに、スクリーンショットを繰り返し撮影することがありますが、たびたび作業の手を止めてスクショを撮るのは煩わしいものです。このソフトを使うと、指定した間隔おきに好みの枚数だけスクショを自動撮影してくれます。撮影範囲はフル画面または範囲指定から選べるほか、撮影したスクショをアニメーションGIFに変換する機能も備えています。
Macのバッテリ状況を詳しくチェック
「Battery Medic」は、MacBookファミリーのバッテリ状況が詳しくわかるソフトです。現在の充電率や残り時間、バッテリの健康状態、充電サイクルの回数を確認できるほか、新品時と現在の最大容量、バッテリの温度、製造年月からの経過年数、電力使用量も表示されます。また、指定した充電率(初期状態では20%と95%)に達すると通知する機能や、メニューバーに残り充電時間を表示する機能も搭載しています。
Zipを外付けストレージのように扱う
「ZipMounter Lite」は、Zipなどのアーカイブファイルを「外付けストレージ」のように扱えるソフトです。中身のファイルを展開することなくFinderで閲覧したり、クイックルックでプレビューしたり、デスクトップ等にドラッグ&ドロップして個別に取り出したりできます。.zipのほかに.rar、.7-zip、.gzip、.tarなどのアーカイブ形式に対応しています。
プライベートブラウズかどうか即確認
Safariで閲覧履歴の残らない「プライベートブラウズ」をすると、ロケーションバーの背景が黒くなります。しかし、Mojaveの「ダークモード」を設定している場合、通常のブラウズでも背景が暗くなるため、どちらか区別しにくくなってしまいます。そこでこの機能拡張ソフトを使うと、Safariのツールバーに追加されるアイコンを見るだけで、ブラウズの状態を一目でわかるようになりますよ。
WEBサイトのトラッカーをブロック
WEBサイトには、訪問者の傾向を収集するトラッカーが仕掛けられていることがあります。それらの目的は広告の効率化が主ですが、ユーザにとっては決して気持ちのいいものではありませんよね。これは、広告やサイト分析、アダルト広告トラッカーをブロックするSafari機能拡張ソフトです。特定のカテゴリを選んでブロックしたり、信頼できるサイトをブロックから除外することも可能です。
Safariに定型文をワンタッチ入力
電子メールでは、返信時の挨拶や署名、会社名、部署名など、同じテキストを繰り返し入力することが多いですよね。これは、Safariの入力フォームに定型文を簡単に挿入できる機能拡張ソフトです。リッチテキスト、リンク、変数、タグなどにも対応しています。GmailなどのWEBメールのみならず、SNSやブログ、掲示板、申し込みページなどあらゆる入力フォーム欄で使えます。
常に最前面に表示される小型ブラウザ
Macで作業しながらWEBブラウザで動画やSNSを見ているとき、ブラウザ画面が作業ウインドウに隠れるとイラッとしてしまいます。そこで役立つのが、常に画面の最前面に表示されるこの小型WEBブラウザです。操作時以外はツールバーなどが隠れるため、コンテンツをスッキリと見ることができます。全画面で開いているソフトの上にも表示できますよ。
著作権フリーの絶景壁紙を日替わり表示
デスクトップの背景用に美しい写真をネットから探しても、著作権フリーかつ大画面でも荒くならない高解像度のものって、意外と少ないんですよね。このソフトを使えば、著作権フリーの写真素材を提供する「Unsplash」の高解像度画像を、メニューバーからワンタッチで壁紙として設定できます。手動による変更のほか、毎日/毎週/月に1度という頻度を選んで自動変更することも可能です。