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指でラフに書いて囲むだけ。iPhoneのイラスト生成機能「画像マジックワンド」の使い方。「メモ」の内容を踏まえた自動生成にも対応! – iPhone AI Hack 第2回

著者: 水川歩

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指でラフに書いて囲むだけ。iPhoneのイラスト生成機能「画像マジックワンド」の使い方。「メモ」の内容を踏まえた自動生成にも対応! – iPhone AI Hack 第2回

iPhoneで、Apple IntelligenceやいろんなAIツールを使いこなして、毎日の生活をもっとラクに、もっとスマートに、もっとワクワクに。iPhoneのAI活用テクニックを紹介する本連載。今回のテーマは、「画像マジックワンド」機能を活用し、iPhoneで素早くイラストを作成する方法です。

ラフなスケッチを一瞬でイラストに。「画像マジックワンド」機能

iPhoneでちょっとしたイラストを作りたいとき、どうしていますか? 専用のデザインアプリを使ったり、画像生成AIにテキストで細かく指示を出したり、パソコンに移って作業したり、Webでフリー素材を探したり。多くの場合、そんな手順を踏んでいるのではないでしょうか。しかし、どの方法も意外に手間がかかり、気軽に使うには少しハードルが高いのも事実です。

そこで役立つのが、Apple Intelligenceの「画像マジックワンド」です。この機能を使えば、「メモ」アプリに描いた簡単なスケッチの内容をApple Intelligenceが読み取り、短時間で完成度の高いイラストに仕上げてくれます。

また、「画像マジックワンド」の素晴らしい点は、スケッチが上手に描けていなくても問題ないところ。ざっくり描いたスケッチにテキストで説明を加えるだけで、意図に沿ったイラストを高い精度で生成できるため、誰でも手軽にイラスト作成を楽しめます。iPhoneでイラストが必要な場面では、真っ先に活用したい機能と言えるでしょう。




「画像マジックワンド」の使い方。「メモ」アプリで呼び出そう

「画像マジックワンド」の使い方は、とても簡単です。まず「メモ」アプリで大まかなスケッチを描いたら、[画像マジックワンド]ボタンをタップしてスケッチを囲みます。次に、そのスケッチをよく表す単語や語句を入力して送信ボタンを押せば画像が生成されます。

デフォルトでは4つの候補が表示されるので、その中から好みのものを選択し、[スタイル]を選びましょう。そしてチェックボックスをタップすれば「メモ」内に保存されます。

もし生成されたイラストがイメージと異なる場合は、プロンプト欄に追加の説明を入力し、別バージョンを作成することも可能です。また、作成済みのイラストをタップして「Image Playground」ボタンをタップすれば修正を行えます。

「画像マジックワンド」の利用手順

画像マジックワンド 利用手順(1)
「メモ」アプリで新規メモまたは既存のメモを開いたら、ペンの形をした[手書きツール]ボタンをタップします。
画像マジックワンド 利用手順(2)
鉛筆、マーカーなどを選択してスケッチを作成します。精密に描く必要はありません。
画像マジックワンド 利用手順(3)
[画像マジックワンド]ボタン(定規の左側のボタン)をタップし、イラストを囲みます。
画像マジックワンド 利用手順(4)
イラストについての説明をプロンプト欄に入力して[送信]ボタンをタップします。
画像マジックワンド 利用手順(5)
しばらく待つと、イラストが生成されます。
画像マジックワンド 利用手順(6)
左右にスワイプすると別のイラストを選択できます。
画像マジックワンド 利用手順(7)
[スタイル]ボタンをタップして、[スケッチ][イラスト][アニメーション]からスタイルを選択します。
画像マジックワンド 利用手順(8)
スタイルを[イラスト]に変更しました。
画像マジックワンド 利用手順(9)
画面右上のチェックボタンをタップすると、メモに挿入されます。
画像マジックワンド 利用手順(10)
イラストを生成したあと、さらに説明を入力することで目的のイメージに近づけられます。
画像マジックワンド 利用手順(11)
「雪」テキストを入力したところ、降り積もった雪が反映されました。
画像マジックワンド 利用手順(12)
作成したイラストを選択して、左端にある[Image Playground]ボタンをタップすると編集できます。
画像マジックワンド 利用手順(13)
スタイルの変更も、追加のテキスト入力も可能です。
「メモ」上で作成したイラストを選択して[…]をタップすると、コピーやカットなどが行えます。

「メモ」内の画像やテキストをもとにしたイラスト生成にも対応

「画像マジックワンド」の魅力は、スケッチだけでなく「周囲のコンテンツ」をもとにイラストを生成できる点です。たとえば、メモ内にテキストや画像がある状態で空白部分を円で囲むと、Apple Intelligenceが内容を読み取り、関連するイラストを自動で作成します。

「メモ」アプリではテキストのメモが多くなりがちですが、「画像マジックワンド」を使えば、一気にメモがリッチになります。プライベートのメモだけでなく、議事録や企画書のアイデア整理、プレゼン資料のラフ作成など、ビジネスシーンでも活用できるでしょう。

たとえば、北海道へのフェリー旅行に関するメモの空白エリアを「画像マジックワンド」で囲むと…。
自動でメモの内容に則したイラストが生成されます。




完璧じゃなくていい。囲んで育てるイラスト生成体験

画像マジックワンド」はまだベータ版なので、意図しない画像が生成される場合もあります。とはいえ、特に絵が苦手な人にとって、くるっと囲むだけでイラストが生成されるのは実にありがたいこと。

完璧な1枚を一発で出そうとするのではなく、何度か試しながら“育てていく”感覚で使うのがコツです。「うまく描けないからイラストは無理」と思っていた人ほど、この機能の恩恵を感じられるでしょう。

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著者プロフィール

水川歩

水川歩

1977年生まれ。編集者として勤め上げ、2021年からフリーランスに。"IT"をメインに活動しているが、プライベートはテクノロジーから離れ、釣りやキャンプ、登山など、自然に浸るアウトドアライフを送る。

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