Mac・iPhone・iPad連係でつくる「ビジョンボード」ワークショップを学生目線でレクチャー
Apple丸の内にて4月2日(木)、60カ国以上を旅してきたクリエイターの「KEI」さんをゲストに迎えたToday at Appleセッションが開催された。テーマは、「フリーボードで、KEIと広げる無限の世界」。実演とハンズオンを交え、iPadとフリーボードアプリを使ってアイデアや目標を「見える化」するコツが紹介された。
なお、Appleでは現在、「学生・教職員向けキャンペーン」を実施中(2026年1月29日〜4月8日)。対象のMac、iPadが特別価格になるほか、最大2万4,000円分のApple Gift Cardが付与される。
新学期に向けてデバイスを揃える絶好の機会だ。期間中は、全国のApple Storeで毎日19時から学生向けセッションも実施されている。今回はその一環として行われた、KEIさんのセッションにも若者を含め多くの人が集まっていた。そのレポートをお届けする。
Apple丸の内に旅するクリエイター、KEIさんが登場
登壇したKEIさんは、学生時代に一年をかけて世界一周し、現在までに62カ国を巡っている。現在も旅をしながら、その様子をソーシャルメディアに投稿して旅の魅力を伝えるクリエイター活動に勤しんでいる。iPadやMacBookを使用して旅の映像制作や発信活動を行っているそうだ。

KEIさんは、学生時代に紙のスケッチブックに描いた夢が今ではほとんど実現している。そんな経験から、夢や理想を視覚化することを大切にしている。今ではスケッチブックに取って代わって、iPadの「フリーボード」アプリでビジョンボードを作っている。

「ぼんやりでもいいから頭の中にあると、関連する情報が自然と目に入ってくる。引っ越し先を探しているとき、不動産情報ばかり目に入るのと同じです」とKEIさんは話した。
ワークショップではビジョンボードの作成をレクチャー。自分の心の向く方向を明確にしていく
トークセッションのあと、いよいよ本イベントのメインとなるワークショップがスタート。参加者は貸し出し、または持参したiPadとApple Pencilを手に、Appleのホワイトボードアプリ「フリーボード」を使ったビジョンボード作りに挑戦した。
このワークショップの目的は、頭の中にある思いや興味を、言葉・形・色・画像として可視化すること。最初に取り組んだのは、ビジョンボードの“起点”となるセンターピンの作成。参加者はレクチャーに従って、それぞれが個性的なアイコンを作成してビジョンボードに貼り付けていた。
参加者は、「自分の写真を撮影して背景を切り抜く」「Apple Intelligenceの画像生成機能を使って、アバター風のイラストを作る」といった2つの方法から、個性的なアイコンを作成していった。

次のステップは、自分の心が自然と引き寄せられる大きなテーマを4つをアイコンの上下左右に配置していく。その中で、フリーハンドで文字や図形を書くと自動できれいな文字、図形に補正する機能を紹介した。文字が汚くても、図形がうまく描けなくても、ビジョンボードをきれいに作成できる。

さらに、設定した4つのキーワードから連想ゲームのようにアイデアを広げ、関連する言葉や概念をボード上に書き出していく。

最後に、広げたアイデアを、「実現できそう、深められそう」な具体的な場所や地域を各カテゴリにつき一つずつ選び、ボードに追加する工程が行われた。
投げ縄ツールを使った一括選択や色分けも紹介され、 「関係する要素を同じ色にする」 「ジャンルごとにトーンを変える」 といった整理術も紹介された。
そしてここで披露されたのが、KEIさんの“特技”。参加者が挙げた国や地域をつなぎ、即興で世界一周ルートを描いていくデモンストレーションだ。素敵なビジョンボードを作った参加者2人に、アイデアを実現するための旅路を提案してくれた。


KEIさんは、10年前の自分は英語も話せず、人前で話すこともできなかった、ただ妄想しかできない学生だったと振り返る。しかし、その妄想、つまりビジョンを描き、心がワクワクする方向へ進んでいった結果、今日の自分があると言う。最後は、参加者に向けて「心が躍る方向へ、心のコンパスの向こうにぜひ行ってみてほしい」と締めくくりセッションは終了した。
Today at Appleとは? Apple Storeで毎日開催される体験型セッションプログラム
Today at Appleは、世界各地のApple Storeで毎日開催されている無料の体験型セッションプログラム。写真、ビデオ、音楽、アート、コーディングなど幅広いテーマが揃い、Apple製品の基本操作からクリエイティブな活用方法まで実践的に学ぶことができる。
講師を務めるのは、店舗スタッフや外部のアーティスト。初心者向けの短時間セッションから、より踏み込んだワークショップまでレベルも多彩だ。対面だけでなくオンライン開催も行われており、子ども向けプログラムや地域のクリエイターを支援する企画が実施されることもある。
実際に製品を触りながら学べるため、スキルアップの場であると同時に、創作のヒントやコミュニティとのつながりを得られる貴重な機会となっている。

ビジョンを視覚化して自分の心の向く方向を切ることができるToday at Apple。学生にとっても、社会人にとっても、“ここから始めるきっかけ”が詰まった時間だった。
著者プロフィール








