iPhone標準機能だけで、写真にモザイクはかけられる?
SNSに写真や動画を投稿する前に、顔や車のナンバー、住所、看板の文字などを隠したくなる場面は少なくありません。InstagramやX、Facebookへの投稿が日常化した今、プライバシーを守るための画像加工は欠かせないスキルになりつつあります。
とはいえ、iPhoneの標準機能ではモザイクはできません。ですので、iPhoneで写真にモザイクをかけたいときは、専用アプリを使いましょう。
ただし、写真の一部を隠したいだけなら、標準の「マークアップ」機能を使って黒塗りで情報を隠すことは可能です。また、iPhone 15 Pro/15 Pro Max以降のApple Intelligence対応機種でiOS 18.1以降をインストールしている場合は、「クリーンアップ」機能を使って不要な被写体を自然に消すこともできます。
ということでこの記事では、iPhoneで使えるモザイク専用アプリのおすすめ、さらに写真だけでなく動画への対応について解説します。さらに、「マークアップ」機能や「クリーンアップ」機能の使い方も見ていきます。
iPhoneで「モザイク」をかけるには他社製アプリが必要! おすすめは?
iPhoneで写真にモザイクをかけたいときは、専用アプリを使いましょう。SNS投稿のプライバシー対策として、「モザイクの強度を調整できるか」「指で直感的になぞれるか」「動画にも対応しているか」が重要なポイントです。
以下では、上記の観点からおすすめのモザイクアプリを厳選して紹介しましょう。
| 用途 | おすすめアプリ | 理由 |
|---|---|---|
| 写真だけ | 写真モザイク | 指でなぞるだけのシンプル操作。素早くモザイクをかけられる |
| 写真+動画 | ぼかし丸 | 写真・動画どちらにも対応。顔や人物の自動検出機能を備える |
| 動画だけ | 動画モザイク | 動画専用設計。再生しながら位置を調整でき、動く被写体にも対応 |
写真モザイク
「写真モザイク」は、指でなぞるだけで写真にモザイクやぼかしをかけられるアプリです。ぼかしの強度を弱・中・強から選べるほか、モザイク、六角形、塗りつぶしなどの加工方法を搭載。
さらに、ペンの太さは5段階で調整できるため、広い範囲を一気に隠したいときも、細部を丁寧に処理したいときも柔軟に対応できるのがポイントです。

ぼかし丸
「ぼかし丸」は、写真と動画のどちらにもモザイクをかけられるアプリ。特に動画では、動く被写体をリアルタイムで追いかける「追従ぼかし」機能も利用できます。
また、あとからぼかしの種類を変更できる「ひと塗りエディタ」や、複数のぼかし・モザイクを自由に組み合わせられる「重ね塗りエディタ」といった編集モードを搭載しています。

動画モザイク
「動画モザイク」は、動画に特化したアプリです。再生しながらモザイクの位置を動かすリアルタイム編集をはじめ、指でなぞった範囲の部分ぼかし、顔の自動検出によるぼかしなど、多彩な加工方法を搭載します。音声の加工や再生速度の変更にも対応しているのがグッド。

動画内の対象物を、iPhone標準アプリで隠す方法はある?
ここまで読んで、動画内の対象物を、iPhoneに標準搭載されているアプリだけで隠す方法があるのか気になった方もいるでしょう。
結論から言うと、iPhone標準の「iMovie」を使って、動画内の対象を隠すことができます。ただ、iMovieにはモザイクやぼかしを生成する機能は用意されていません。そのため、iMovieを使って対象を隠す場合は、黒い画像や図形を動画の上に重ねる方法を利用します。
「iMovie」で動画内の対象を隠す方法
![①「iMovie」を起動したら、[ムービー]をタップ。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/IMG_6598.png)


![④[写真]を選択します。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/IMG_6613.png)
![⑤事前に保存しておいた、黒い画像をタップしましょう。するとポップアップメニューが表示されるので、[…]を選びます。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/IMG_6614.jpg)
![⑥メニューから[ピクチャ・イン・ピクチャ]を選びましょう。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/IMG_6615.jpg)



このように、黒い画像を小さく配置することで、人物の顔などを覆い隠すことができます。ただし、対象が動く場合は、動画の再生に合わせて位置を手動で調整しなくてはなりません。そのため、動く被写体にモザイクをかけたい場合は、専用のモザイク編集アプリを使うほうが効率的でしょう。
「塗りつぶし」「クリーンアップ」「モザイク」、何がどう違うの?
ではここからは、iPhoneに標準搭載されている機能を使って、写真内の隠したいものを隠す方法を解説しましょう。具体的には、「クリーンアップ」機能と「マークアップ」機能を使います。
まず押さえておきたいのは、塗りつぶしとモザイクは「情報を隠す」ための方法で、クリーンアップは「写っているものを消す」ための方法だという違いです。
実際に同じ写真を塗りつぶし、モザイク、クリーンアップで加工すると仕上がりは大きく変わります。自然な見た目にしたいならモザイクやクリーンアップが向いていますが、確実に情報を守りたい場合は塗りつぶしがもっとも安全です。



| 方法 | 仕上がり | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 塗りつぶし | 黒塗りが残る | 住所や車のナンバーなど、情報を完全に隠したい |
| クリーンアップ | 背景に溶け込む | 不要な写り込みを自然に消したい |
| モザイク | 対象物の存在は残る | 見られたくないものを自然に隠したい |
iPhone標準機能でできる「塗りつぶし」、「クリーンアップ」を試そう
「塗りつぶし」で写真の一部を隠す手順


![③右下の「+」をタップして、メニューから[シェイプを追加]を選びます。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/002-3.jpg)

![⑤メニューから[◯]アイコンをタップしたら、スライダを一番右に移動して不透明度を100%にします。](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/03/002-5.jpg)





「クリーンアップ」で不要物を消す手順





なお、クリーンアップ機能は背景が自動生成されるため自然な仕上がりになりますが、顔やナンバーのように確実に隠す必要がある対象には向きません。確実に情報を見えなくしたい場合は、塗りつぶしかモザイクを使いましょう。
iPhoneで対象物を隠すときの注意点
モザイクはぼかしを強めに。塗りつぶしは不透明度を100%に徹底しよう!
ここまで、「塗りつぶし」「クリーンアップ」「モザイク」のそれぞれで対象物を隠す方法を解説してきました。しかし、それらすべては、使えば必ず安全というわけではありません。
たとえば、「マークアップ」機能で塗りつぶす場合、不透明度を100%にしていないと、下の情報が透けて見えてしまう可能性があります。それを避けるには、必ず不透明度100%に設定し、塗り残しがないか丁寧に確認することが大切です。
またモザイクでは、処理が弱いと画像の内容が判読できてしまうことがあります。
ですので、いずれの場合も、投稿前に、加工後の画像を拡大して見るするなど、隠したい情報が確実に見えなくなっているかを確認することが重要です。

モザイクは復元できるって本当?
また、「モザイクはAIで復元できる」という話を耳にしたことがある人がいるかもしれません。
結論から言えば、モザイクは基本的に復元できませんが、処理の強度や方法によっては解読されてしまう可能性があります。
また、近年AIを用いてぼかし画像を高精細化する技術の研究が進んでいます。ただしこれは元画像を完全に取り戻すものではなく、あくまで統計的な推測にすぎません。
だからこそ、十分な強度の処理と完全不透明な塗りつぶしの徹底が重要です。
加工後は「最終確認」を必ず行おう!
安全性を高めるため、画像加工後は必ず、加工後の画像を拡大表示して見落としがないか確認しましょう。また、より慎重になりたい人は、加工済みの写真を一度スクリーンショットに撮り、そのスクショを投稿しましょう。
そうすることで、編集履歴(メタデータ)に元画像の編集履歴が残る可能性を減らすことができます。


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