Appleは3月3日、新しいStudio Displayと、まったく新しいStudio Display XDRを発表した。Macとの組み合わせを前提にデザインされたこの新しいディスプレイファミリーは、一般ユーザからトッププロフェッショナルまで幅広いニーズに応えることを目指して開発されており、とくに映像制作やデザイン、音楽制作などの分野で作業環境を大きくアップデートする内容となっている。
新しいStudio Displayは、12MPのセンターフレームカメラがデスクビューに対応したほか、スタジオ品質の3マイクアレイと6スピーカのオーディオシステムを搭載し、音響面でもより豊かな体験を提供する。
さらにThunderbolt 5に対応したことで、高速アクセサリの利用や複数ディスプレイの連結接続に対応し、プロの作業環境をより柔軟に構築できるようになった。

画像:Apple
一方で、今回のラインアップでもっとも注目を集めるのが、完全新設計となるStudio Display XDRだ。27インチの5K Retina XDRディスプレイは、2000以上のローカルディミングゾーンを備えたミニLEDバックライトを採用し、最大1000ニトのSDR輝度と2000ニトのピークHDR輝度を実現。
より広い色域に対応したことで、コントラスト、色再現性、ディテール描写のいずれも大幅に向上している。さらに120Hzリフレッシュレートとアダプティブシンクに対応し、動画編集や高フレームレートのコンテンツ制作、あるいはゲームなどでも滑らかな表示を行えるのが特徴だ。

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Studio Display XDRはカメラやマイク、スピーカシステムといった基本機能もStudio Displayと共通で、12MPセンターフレームカメラやデスクビュー、空間オーディオ対応の6スピーカを搭載するほか、Thunderbolt 5の接続性を備えることで、ディスプレイ自体がハブとして機能する点も大きな魅力となっている。

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付属のThunderbolt 5 Proケーブルを使用することで、16インチMacBook Proを最大140Wで高速充電しながら周辺機器をまとめて接続できるなど、作業机をすっきりと保つ工夫も盛り込まれている。
両モデルとも、スタンドの構成をニーズに合わせて選択できる点もポイントだ。Studio Displayには傾き調整スタンドが標準で付属し、傾きと高さを調整できるスタンド、またはVESAマウントアダプタも選択できる。Studio Display XDRには傾きと高さ調整が可能なスタンドが標準で付属し、オプションでVESAマウントアダプタも選択可能だ。

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環境面でもAppleらしい配慮が施されており、スタンドには100%再生アルミニウム、標準ガラスには80%再生ガラスが使われるなど、素材選びからパッケージまで持続可能性を重視した設計が行われている。
価格はStudio Displayが26万9800円から、Studio Display XDRは54万9800円からとなり、どちらも標準ガラスとNano‑textureガラスのオプションを用意。予約注文は3月4日から開始され、発売は3月11日を予定している。


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