Appleの個人株主としてウォーレン・バフェット氏は非常に有名だ。しかし、株式保有数第2位の段永平氏のことを知っている日本人は少ない。彼は、貧しい時代の中国に生まれ、ファミコン互換機で成功し、スマホメーカーのOPPOとvivoを生んだ。40歳で引退し、それ以降は「筋金入りのApple投資家」として知られている。
Appleの個人株主、第一位はウォーレン・バフェット氏。では2位は…?段永平氏
Appleはきわめて民主的な企業だ。Appleの証券委員会への報告書には、発行株主の5%以上を保有している株主と、Appleの役員の保有株式数が記載されている。5%以上の株を保有しているのは投資会社のバンガード(14.15億株、9.63%)、ブラックロック(10.44億株、7.10%)の2社しかない。
また、ティム・クックCEOは328.0万株、アート・レビンソン会長が412.7万株と、取締役の保有株主は桁違いに少ない(と言っても、クックCEOの保有株式の評価額は8.4億ドル=約1300億円という途方もない資産になる)。
それ以外は、5%以下の投資会社か個人投資家ばかり。Appleの株主は、数億人規模になると言われる。

では、個人株主にはどのような人がいるのだろうか。圧倒的な第1位は、個人投資会社「バークシャーハサウェイ」を率いるウォーレン・バフェット氏だ。現在2.38億株を保有している。バフェット氏は、「ほかの企業が簡単には真似できない優位性を持つ企業に長期投資する」という手法で成功した投資家だ。そんな彼がAppleに投資するということは、Appleが圧倒的な優位性を持った企業だという証明にもなっている。

バフェット氏の名前はどなたでも一度くらいは聞いたことがあると思う。一方、第2位の個人投資家の名を知る人は少ないはずだ。その人の名は段永平(ドワン・ヨンピン)。一体どんな人物なのか。



