Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

複数クラウドストレージをまとめて管理!「Mountain Duck」でストレージを一元化へ

複数クラウドストレージをまとめて管理!「Mountain Duck」でストレージを一元化へ

アヒルのアイコンでおなじみの定番アプリ「Mountain Duck」がパワーアップして帰ってきました。複数のクラウドストレージをFinderからシームレスに利用できます。

ブラウザ経由はやや面倒…。 悩みを解消!

クラウドストレージはWebブラウザから利用できますが、ファイルにアクセスするたびにWebブラウザを開くのは少し手間です。そのため、よく使うサービスについては、専用アプリを利用している人も多いでしょう。

しかし、DropboxやGoogleドライブ、One Driveといった主要サービスの専用アプリをすべてインストールすると、常駐アプリが増えすぎてしまいます。さらに、専用アプリを使っていると、ファイル同期でトラブルが起きた際に、原因がMac側なのかアプリ側なのか判別しにくいなど、運用上の課題もあります。

こうした悩みを解消するのが、クラウドストレージへの接続を一元化できる「Mountain Duck」です。

Mountain Duck

【開発】
David Kocher
【価格】
49ドル




Spotlightでクラウドストレージ上のファイル検索も!

このアプリは、クラウドストレージやファイルサーバなどをローカルドライブのようにマウントできるユーティリティ。クラウドストレージであることを感じることなく、ファイルのコピーや移動、削除などを行えます。2025年8月に5年ぶりにリリースされた最新版では、前述の主要なクラウドストレージサービスはもちろん、FTP/SFTPによるファイルサーバ接続や、WebDAV、SMBなどのファイル共有プロトコルにも対応しています。

また、MacのFinderやウィンドウズのエクスプローラーと統合する「Integrated」モードを搭載しており、クラウドストレージ上のファイルをMacと常に同期。ファイルを操作した際に自動でアップロードしてくれるほか、オフラインでも編集可能なファイルやフォルダを指定することもできます。さらに、Spotlightでクラウドストレージ上のファイル検索も可能です。

複数のクラウドストレージやファイルサーバを利用している人は、マウンテン・ダックを利用して接続を一本化すると、より快適に利用できるはずです。

❶古くからのMacユーザなら、「Mountain Duck」のアヒルのアイコンに見覚えがあるかもしれません。実は、オープンソースのFTPクライアントとして有名な「Cyberduck」と同じ開発元が作ったアプリです。最新版(バージョン5.0)は公式サイトから10分間の試用版をダウンロードできます。原稿執筆時点では、Mac App Store版はバージョン4.0となっているため、ダウンロード時に確認してください。
❷インストールを済ませたら、メニューバーアイコンから[新規接続]を選択します。
❸サーバの種類を選択するメニューをクリックすると、通常のFTPやWebDAV、SMB接続のほか、主要なクラウドストレージを選択できます。
❹クラウドストレージ接続の編集画面では[接続モード]を[オンライン](オフライン時の同期不可)、[Smart Synchronization](ファイルに変更が生じた際に同期)[Integrated](ファイルを常にオフラインで編集可能)の3種類から選択できます。
❺AppleのFile Provider APIに対応しているので、接続したサーバはFinderウインドウの[場所]に表示されます。

※この記事は『Mac Fan 2025年11月号』に掲載されたものです。

著者プロフィール

栗原亮(Arkhē)

栗原亮(Arkhē)

合同会社アルケー代表。1975年東京都日野市生まれ、日本大学大学院文学研究科修士課程修了(哲学)。 出版社勤務を経て、2002年よりフリーランスの編集者兼ライターとして活動を開始。 主にApple社のMac、iPhone、iPadに関する記事を各メディアで執筆。 本誌『Mac Fan』でも「MacBook裏メニュー」「Macの媚薬」などを連載中。

この著者の記事一覧

×
×