2024年10月28日、Appleは24インチiMacの新モデルを発表しました。同日から予約受付を開始し、11月8日(金)より発売予定です。
新型iMacの最大の特徴は、最新のM4チップの搭載と、「Apple Intelligence」の導入です。
iMac

M4チップがもたらす圧倒的なパフォーマンス
新型iMacは、最新のAppleシリコン「M4」チップを搭載し、M1搭載モデルと比較して、日常的なタスクで最大1.7倍、負荷の高い作業で最大2.1倍の高速化が図られるなど、これまでのモデルを大きく上回る性能を実現しました。また、写真や動画編集、ゲームなどのグラフィックス処理性能も大幅に向上しています。

メモリに関しては、16GB〜32GBのより高速なユニファイドメモリを搭載。前モデルまではベースが8GBでしたが、16GBに底上げされました。SafariのWebブラウジング速度も向上し、日々のタスクをより効率的にこなせるようになりました。
Apple Intelligenceが利用可能!
新型iMacは、「Apple Intelligence」のために設計されています。Apple Intelligenceとは、Apple独自の生成モデルを用いて、言語や画像の生成、複数のアプリを横断するアクションの実行などを行う次世代AIのこと。macOS Sequoia 15.1で提供され、英語(米国)で利用できます(日本語対応は2025年予定)。
鮮やかなカラーとNano-textureガラスが登場!
カラーバリエーションはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーと従来どおりのラインナップとなりました。

24インチ4.5K Retinaディスプレイには、新たに「Nano-textureガラス」オプションが追加されました。これにより、美しい画質を維持したまま、反射や映り込みを大幅に減らすことができ、窓辺など明るい場所でもより快適に作業できるようになっています。
接続性も音質も“最強”! Magic MouseとMagic KeyboardもUSB-C対応にアップグレード
本体背面には最大4つのThunderbolt 4対応のUSB-Cポートが搭載され、外部ストレージ、ドック、最大2台の6K外部ディスプレイなど、多くのアクセサリを接続できるようになりました。
通信面では、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応し、セキュリティ面では従来どおりTouch IDによるログインが可能です。

本体上部のカメラは、被写体を常に中央に捉える「センターフレーム」機能に対応しています。また、スタジオ品質のマイクと、Dolby Atmosに対応した空間オーディオを楽しめる6スピーカサウンドシステムを搭載しており、ビデオ会議やマルチメディアコンテンツの視聴においても優れた体験を楽しめます。
付属の「Magic Mouse」と「Magic Keyboard」(またはオプションのMagic Trackpad)は、充電端子がLightingからUSB-Cに刷新。本体と同一カラーで仕上げられているのもポイントです。

価格は、2ポートタイプの16GBメモリ/256GBストレージモデルで19万8800円、4ポートタイプの16GBメモリ/512GBストレージモデルで26万4800円などとなっています。
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著者プロフィール

中臺さや香
Mac Fan編集部所属。英日翻訳職を経て、編集部へジョインしました。趣味はピアノを弾くこと、読書、最新のガジェットを触ること。月に一度、Appleに関する最新情報を生配信で解説している「Mac Fan News」も見にきてください!