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Amazonで買った「MagSafe対応LEDライト」で写真の質を爆上げ! 撮影の幅を広げてくれる秀逸アイテムをレビュー

著者: 飯塚直

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Amazonで買った「MagSafe対応LEDライト」で写真の質を爆上げ! 撮影の幅を広げてくれる秀逸アイテムをレビュー

iPhoneのLEDフラッシュでは物足りないときってありませんか?

皆さんも日頃からiPhoneのカメラをフル活用しているかと思いますが、暗所での撮影のときに、内蔵するLEDフラッシュのみを利用していませんか?

iPhoneに搭載するLEDフラッシュは、静止画撮影時にオン/オフ、もしくは「フラッシュ自動」が選択できます。フラッシュ自動は、暗所で撮影時に適切な光量が得られない場合に、自動で発行するモードです。

動画では挙動が変わり、オン/オフ、フラッシュ自動の各モードは同じですが、強い光で発光するフラッシュとは異なり、常に同じ光量で点灯し続ける定常光(ビデオライト)となります。

もし外部ライトを使う際は、iPhoneに同期するための接点がないため、基本的に定常光のライトを使うことになります。

なお、一部プロ向けの製品には、専用アプリと対応するモノブロックストロボを組み合わせて、iPhoneでも利用できる製品も登場していますが、販売価格で18万円弱するので、“iPhone写真家”にはハードルが高いですよね。

iPhoneに内蔵するLEDフラッシュでは物足りないシーンとはどんな環境か、考えてみましょう。

「そもそもの光量が足りない」「バッテリの関係で長時間撮影ができない」「別の角度から光を当てたい」など、いろいろなシーンがあると思いますが、そういった不満を解消するのが、外部ライトとなります。

値段も、安い物では2000円ぐらいで購入できます。

今回はAmazonで2699円の「MagSafe対応LEDライト」を購入しました。

MagSafe対応なのでLEDライトが簡単に取り付け可能

昼白色、温白色、電球色の3色と、5段階の調光(20%、40%、60%、80%、100%)に対応した45個(白色・橙色合計)のLEDチップを搭載するLEDライトです。

一部機種(iPhone 15 Proなど)では、カメラ位置の関係で干渉してしまうようですが、付属の磁気リングを使用し、MagSafeの位置からずらすことで問題なく利用できるようになります。

また、この磁気リングを使えば、MagSafeに対応していない古いモデルのiPhoneやAndroid端末でも利用できるようになります。

本製品をiPhoneに装着した様子。MagSafe対応ケースならば、その上から装着できます。
基本的な操作は、電源ボタンと[+]ボタン、[-]ボタンのみ。電源を入れるには電源ボタンを長押しします。

購入したLEDライトは、MagSafeによる磁気吸着のほか、1/4-20UNCのネジ穴を備えているため三脚・雲台への装着が可能です。

スクエア形状で1/4-20UNC ネジ穴を備えています。
小型三脚+雲台と組み合わせて利用してみました。

さらに、金属部への磁気吸着が可能であるため、鉄の柱などにも固定できます。

付属のクリップを使えば、ディスプレイの縁や円柱ポールなどに挟み込んで固定できるほか、前後180度、左右360度の角度調節が行えるため、複雑な照射ポジションにも対応できそうです。

裏に設けられたスリットは付属のクリップを装着する際に利用します。
付属しているクリップ。前後180度、左右360度の角度調節に対応します。

iPhoneで自撮りする際に使ったり、MagSafeに対応していないAndroid端末に挟み込んで使ったりするのも便利そうです。

クリップを装着するとこんな感じです。

さらに、本製品にはコールドシューアダプタも付属します。

付属のコールドシューアダプタを装着してみました。

これは、カメラのアクセサリーシューに取り付けて本製品を固定するもので、動画撮影をする際に利用します。

いつもの写真をさらにレベルアップさせたいならおすすめ

外形寸法は、7.2×7.2×1.5cm。重量は、約108g。常時バッグなどに入れておくのにも不便のないサイズだといえます。

充電には、USB Type-Cを使用し、充電時間は約2時間。点灯時間は、最大輝度で約2時間、最小輝度で約24時間の連続使用が可能となっています。

「昼白色」モードにしたときの様子。
「温白色」モードにしたときの様子。
「電球色」モードにしたときの様子。

MagSafe対応のLEDライトには、自撮り用のミラーを搭載しているもの、クリップなどを使用せずに自撮りライトとしても利用できるもの、より大光量のもの、小型でより携行性の高いものなど、いろいろな種類があります。

被写体を明るくするだけでなく、自分の影を消すといった使い方もできるので、撮影の幅を広げられるアイテムと言えます。

一味違った写真を求めるなら、検討してみてはいかがでしょうか?

著者プロフィール

飯塚直

飯塚直

PC、カメラ、スマートフォン、プリンターをこよなく愛すフリーランスライター。

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